僕が自分に課しているルールをいうと、良い決算を出した企業を買いたい…ということを常日頃考えています。
良い決算の条件
では、良い決算は何か。
- 一株あたり利益が決算発表前のアナリスト達のコンセンサス予想を上回ること。
- 売上高で事前予想を上回ること。
- (会社の財務部長が示す)来期、あるいは今年通年の売上高、EPSガイダンスが、コンセンサス予想を上回ること。
これらが全部揃った決算が良い決算です。
なぜ、PSR、PER、バランスシートも気にしないのか?なぜ良い決算ばかりを気にするのか?
機関投資家全般的にいえることは、80%ぐらいの時間を業績予想に費やしている。
業績予想をするときのカギは、コンセンサス予想を上回ったか、下回ったかどうか。それにほとんどの労力を投入している。
自分で投資するときに、皆が見ているものを自分も見る…という切り口から、良い決算の銘柄を買うように勧めている。
これは僕のルールではなく、皆がやっていることに従っているだけ。
ウォール街はそうやっている。それを無視して相場をはっていても儲かるわけがない。
たとえば、良い決算を出して株価が跳ねたとする。最近でいえば、ZM。ほとんどの人は「もう売りだ」と言っていたけど、そこから買っていっていいんじゃないと言ったでしょう?
実はそこから買いに入る機関投資家がものすごく多いんです。トレーディングルームで伝票の山に埋もれながら、どんどん買い注文が入るということを実感しているから、そう言っている。
みんなが注目していることを、あなたも注目してください。
コメント