じっちゃま銘柄逆引き辞典(ゼネラル・エレクトリック編)です。
じっちゃま(@hirosetakao)がゼネラル・エレクトリック(ティッカーシンボル:$GE)について発言された内容を主に時系列でまとめています。投資ストラテジーにお役立てください。投資判断は自己責任でね。
- 2021/11/27:株価は理論的に上がる
- 2021/11/01:【重要】資源株決算の見方
- 2021/10/28:原油の在庫が増えた要因、それは…
- 2021/09/05:ホールドOK
- 2021/07/12:時間がかかるかも
- 2021/05/07:売りました
- 2021/05/01:決算悪かった
- 2021/04/27:EPSはOK、売上高は× リニューアブルを除く受注は惨敗
- 2021/04/18:もう少し上値があると思います
- 2021/03/26:相場が若い。ホールド。
- 2021/03/26:持ってて良い
- 2021/03/20:まだまだ上値はある
- 航空機ビジネスの処分というのは正しいこと
- 2021/03/09:ホールドOK
- 2021/03/02:まだ買ってないの?
- 2021/02/26:今後は上向く。非常に旬なアイディア
- 2020/06/10:パス!
2021/11/27:株価は理論的に上がる
GEが3分割されると株価はどうなる?
- 理論的には上がると思う。
2021/11/01:【重要】資源株決算の見方
資源株の決算はどこをみたら良いですか?
- まず「良い決算」は大原則。とても重視しています。
- でも「良い決算」を出すことが決定的に重要かどうか? は、その企業が若いか?壮年か?ということで大きく変わって来ます。
- このように初々しい期間は、すべてがデリケート。だからそういうもじもじはじらうような時期に「良い決算」出せない会社は、すぐに投資家からポイされます。機関投資家はそこまで暇じゃありません!操を立てない相手に、いつまでも執心しません!
- これに比べてオールドエコノミーの株は長年連れ添った夫婦みたいなもんです。ちょっと顔色みりゃ(きょうは機嫌が悪いな)とか、すぐわかる。 こういう関係というのはスリルとコーフンは無いけれど……安定していて、ちょっとのことでは壊れません。
- 老夫婦にだって青春はあったわけで、いま「ブルーチップ」と呼ばれているエクソンとかP&GとかJNJという株にも来る決算、来る決算、「良い決算」を出しまくり、急成長した時期があるんです! その長期でのトラックレコードがあるから、投資家は愛想を尽かさない。
- だからエクソンやシェブロンが少々決算をしくじっても、投資家は性急にそれらの株を売ることは、しない。 特に石油株や資源株は売っている商品そのものが市況に左右されるコモディティーです。神様でもない限り、原油価格の先行きや銅価格の先行きはアナリストには当てられない。
- それは別の見方をすれば「市況株の決算予想数字はアナリスト間で、とっちらかっている」ということです。これに対しハイテク株の場合は予想数字が団子になっている。 決算はずした場合、団子になっている予想数字から外れた場合のほうが、こっぴどく売られる。
- 石油株の場合、これに加えてさらに不確実要因があります。たとえば将来の生産分を先物などでどれだけヘッジしているか? によって、市況価格が騰がってもEPSはそれほど上がらない場合もある。ヘッジに関してはていねいに開示している企業も多いけど、不親切な会社も散見されます。
- 原油価格が下がった場合、不採算になった油田を評価損で落とさないといけない場合が出てきます。そのケースでは特損を計上することになります。これをアナリストが事前に予見することは至難の業。
- 石油株、鉱山株の決算が予想から外れた場合、かならず「生産量」と「平均販売価格」に分解し、「どこで予想からずれた?」を検証してください。おうおうにして、生産量はしっかり確保したものの、市況が軟化して販売単価が悪かったことが多い。
- これなんかは会社の責任とは言いにくい。
- それからその企業が「配当を維持しつづけているか?」にも注目して。
- なぜなら足下の決算が少々下ブレしても、経営陣が(これはすぐ元に戻る)と思えば減配しないから。そして配当をしっかり確保できるだけのキャッシュフローを生んでいれば、決算の少々のミスはめくじらたてるべきでない。
- むしろ安定的な配当、そしてその裏付けとなる潤沢なキャッシュフローを買うというノリで、インカムゲインを手掛かりに石油株を買うのが王道。
- 現在のようにスルスル原油価格が上昇している局面では、①インカムゲイン狙いの投資家から、②値幅取りのモメンタム投資家へと物色の主体が入れ替わることが多々あります。②の連中は、含み資産などに注目しながら買い上がってゆく。
- たとえば、いま世界でいちばん利益を出している企業であるサウジ・アラムコなどは典型的な資産株です。なぜなら確認埋蔵量が多いから。
2021/10/28:原油の在庫が増えた要因、それは…
暖冬です。暖冬は、甘く見るべきではない。あと精製処理の遅れは9月にルイジアナにハリケーンが2回来たから。
2021/09/05:ホールドOK
- 持っててオッケじゃない?
2021/07/12:時間がかかるかも
- 時間がかかるかもしれない。
2021/05/07:売りました
- 決算悪かったね。
- 新規受注が非常に不満足な結果でした。
- 今回の決算発表のときに売りました。
2021/05/01:決算悪かった
- 決算悪かったですよね。思いのほか新規受注が悪かった。
- EPS予想1セントに対して、結果3セント。売上高予想176.6億ドルに対して、結果171.2億ドル。売上高成長率前年同期比マイナス16.6%。
- 発電部門、新規受注マイナス12%の36.6億ドル。リニューアルブル(風力発電)プラス15%の35.2億ドル、これは許せる。ジェットエンジン、マイナス26%の54.9億ドル。ヘルスケアはマイナス15%の44.7億ドル。このヘルスケアはガッカリする数字だった。
2021/04/27:EPSはOK、売上高は× リニューアブルを除く受注は惨敗
- ゼネラル・エレクトリック 第1四半期決算発表 EPSはOK、売上高は× リニューアブルを除く受注は惨敗
2021/04/18:もう少し上値があると思います
- ホールドOK
- もう少し上値があると思います。
2021/03/26:相場が若い。ホールド。
- まだホールドしていていい。
- 相場が若いから。
2021/03/26:持ってて良い
- 持ってて良い。なぜらな休養十分だから。
- 工業株は気を付けた方が良いけど。
2021/03/20:まだまだ上値はある
- その辺は全然OK。出遅れているからね。
- まだまだ上値はあると思う。
航空機ビジネスの処分というのは正しいこと
- 先日アナリストデーがあった。他社と合併し航空機リースビジネスを切り離すことによって、EPS貢献が今後なくなるので、ガイダンスを引き下げた。そういう理由で株価が下げている。
- これは間違った理由で下げている。GEキャプタルの航空機ビジネスの処分というのは正しいことをやっている。良い展開だからGEは買い。
2021/03/09:ホールドOK
- ホールドOK
- 良い動きになっている
2021/03/02:まだ買ってないの?
- 雇用統計待ってから買った方が良い?⇒まだ買ってないの?買ってくださいって言ったのは過去のこと。
- いつまで経ってもテメェの都合で今から買ったらどうかとかタイミングを自分の方向に持って行こうとするよね。
- 相場はそうじゃなく、素直に乗るときは乗る以外無い。
- 相場っていうのは待ってくれない。
- 自分の都合に関係なく、新しい方向に動いていくんだから、自分の頭をスッと切り替えて。君子豹変する練習をしないと。メリハリきいた良いリズムで相場がはれなくなる。
2021/02/26:今後は上向く。非常に旬なアイディア
- 名前を聞いただけで、げんなりする人が多いと思う。去年、一昨年あたり、一番ボコボコにやられた銘柄のひとつ。
- 火力発電所に納入するガスタービンビジネスがうまくいっていないということで売られた。
- 去年は新型コロナで飛行機が飛ばなくなって追い打ちされた。
- GEのジェットエンジン、これはイギリスのロールスロイスホールディングス(RYCEY)と並んで世界の旅客機のジェットエンジン市場を二分する、レイセオン(レイセオン・テクノロジーズ RTX)のプラット・アンド・ホイットニーを入れれば三社あるうちの一社。
- ふたつのビジネスが上手くいっていなかったから、株価が下がった。
- ボーイング737MAXの離陸時のソフトウェアの不具合があって、2回立て続けに墜落した。「ボーイング何やってんだ!ちょっとストップしろ!」という形で、アメリカ航空局が入って大変な騒ぎになった。そのとばっちりをうけて、ジェットエンジンがストップしたが、今、ボーイング737MAXの問題も解決し、ようやく出荷できるようになった。
- 新型コロナによる旅行の回復もあるので、薄日が差してきている。
- ガスタービンのビジネスについていえば、効率が良くて小型なタービンを購入する購買パターンになってきた。GEがその売れ筋を読み間違えて、ひとサイズ大きいタービンを売り出したが、ユーザーから総スカンを食らった。
- 先週、テキサスで大きな停電があった。テキサスの発電のキャパシティをケチって、マージンを持たずに操業していた。その時に大寒波がきて電力需要がMAXOUTして飛んだ。
- つまり(大きいタービンを売り出した)GEが正しかった。保守的な電力会社を経営しようと思えば、タービンはある程度余裕を持たせてキャパを確保しなければならない。しかし、電力会社が横着してそういうことをしていなかった。
- 高価で大きなタービンを開発したGEはそれを売りあぐねて苦労していた。このようなことが起きた後で、テキサスの電力会社は、「すみません〜私間違っていました…」という形で、GEに頭を下げに行っているはず。その面でも今後は上向くと思う。
- ガスタービン・ビジネスは2020年は2019年に比べてもダウンだし、2018年に比べてもダウン。
- 風力発電は横ばい。バイデン政権でグリーンエネルギーというのが注目されているので、これからは風力発電にもスポットライトが当たると思う。今、株式市場ではソーラーばかりやっているが、風力だって重要。その切り口からでもGEは見直される。
- ジェットエンジンも大きく落ち込んだ。通常はこれがドル箱ビジネス。この落ち込みはGEにとってものすごくつらかった。
- 医療機器に関しては、大きなフルボディスキャンみたいなスキャナーを作っている。低成長だが営業CFがものすごく潤沢なビジネスなので、一次はスピンオフすると言っていたがスピンオフせずに温存。バイオビジネスだけをダナハー(DHR)に売り渡した。
- ガスタービン、ジェットエンジン、風力も見通しが明るい。非常に旬なアイディアだと思う。
2020/06/10:パス!
GEとかボーイング、ロッキードなどの軍需産業はどうでしょうか?
- GEはパス、ボーイングもパス、ロッキードは好きな銘柄です。
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