- ヴィアに関するじっちゃま金言2022
- ヴィアに関するじっちゃま金言2021
- ヴィアに関するじっちゃま金言2020
- 2020/11/04:投資できる期間がどんどん短くなってきている
- 2020/11/01:抗体カクテルで先行しているがもう少しでワクチンも承認されるかも…古い情報に拘泥するな
- 2020/10/17:ちょっと心配している
- 2020/10/15:臨床は年内いっぱいかかる
- 2020/10/08:プレーしやすいのはワクチン
- 2020/09/20:もうすぐ臨床試験の結果が発表される
- 2020/09/09:重要な臨床試験がスタート
- 2020/09/05:ステロイドとの競合は関係ない
- 2020/08/28:第三層臨床試験の結果に注目!
- 2020/08/25:不安にならないでいい
- 2020/08/20:臨床はそろそろ
- 2020/07/31:僕ならAmazonよりVIR
- 2020/07/29:承認のハードルはメチャクチャ低い
- 2020/07/19:承認されるかどうかは別として、判断が示されるのはすぐ
- 2020/07/15:夏を通じてホールドしておきたい
- 2020/07/12:一番効いている治療薬だと思う
- 2020/07/06:臨床が始まったら悪いニュースがいつでてきてもおかしくない
- 2020/07/02:持っててください
- 2020/06/25:ギリヤドは、ローリスク、ローリターン。ヴィアはハイリスク、ハイリターン
- 2020/06/15:ワクチンならバイオンテック、治療薬ならヴィアを狙いに行く
- 2020/06/07:モノクローナル抗体のお薬も緊急使用承認がでるかもしれない
- 2020/06/04:ヴィアはワクチンではなく治療薬
- 2020/06/01:第二号になれるかどうか
- 2020/05/21:楽観視していない
ヴィアに関するじっちゃま金言2022
2022/01/03:抗体はいいけど…

新型コロナの抗体カクテルはいいと思う。だけど、そもそも新型コロナ自体があと2週間ぐらいで材料として終わってしまうかもしれないので、また別のことを考えなければならないんじゃない?
ヴィアに関するじっちゃま金言2021
2021/11/23:コロナというテーマが終わりかかっている

VIRは決算も良くアメリカ政府との追加契約が決まってるが株価が冴えない。売り?
- 新型コロナというテーマが終わりかかっている。
- たとえばバイオンテックは下がり気味だったし、モデルナもそう。
- ストーリーとしてコロナが終わりかかっているわけだから、そんなところに出て行ってもしょうがないんじゃない?
2021/10/03:メルクの経口薬は無関係

国防省が購入し日本も承認したが、メルクの件で下げています
- 無関係です。
- VIRのお薬は高いし、起用されるところが違う。
- 相互補完的であっても、相互排他的ではない。
2021/09/20:本当の意味でのカップウィズハンドルではない

カップウィズハンドル出ており、フロリダ州が独自でコロナ治療薬購入するそうですが?
- カップと言えば言えなくもないけど、浅くて信頼度が高くない。
- 悪いチャートではないけど、本当の意味でのカップウィズハンドルとはちょっと違うのでは?
2021/09/05:黒字転換?治療薬とは関係ないのでは?

コロナのカクテル療法治療薬を開発してる VIR が黒字転換してる。アメリカでは使われはじめてる?
- 黒字転換している?それは治療薬と関係ないのでは?
- それは別の理由だと思う。
2021/08/22:9-10月、下げると思う

REGNやVIRといったコロナ治療薬銘柄でも9月10月は下げる?
- はい、下げると思いますよ。
2021/05/06:尻つぼみになっている
- あんまり…今から入るのは…。
- この会社は株式の出来高やボラティリティに左右されるので今は尻つぼみになっている。
2021/03/12:時間切れアウトが近い

VIRは株価上昇。ワクチン拡大→コロナ治療薬投資への期待低下?
- ご指摘の通りで、ワクチンが普及しちゃうと、ヴィアの抗体カクテルの登場する出番が少なくなる。
- もう、時間切れアウトが限りなく近づいていると思います。
2021/01/22:期待したい

VIR・GILD今後の見解は?
- 1/12にVIRのCEOがインタビューに答えている。
- 新型コロナ向け抗体のデータは近く出てくる。
- リジェネロンよりももっと効くだろうと社長がコメントしている。期待したい。
ヴィアに関するじっちゃま金言2020
2020/11/04:投資できる期間がどんどん短くなってきている

VIR保有しています。。
- ふたつポイントがある。ひとつはリジェネロンの抗体カクテルのほうが先行しているので、後れを取っている。
- 第二点、ヴィア自体の第三層臨床試験の結果は今年いっぱいぐらいで判明する。それを待って売買を決めたいというのであればそれでいい。
- あと3週間すれば、ファイザー、バイオンテックのワクチンのデータが提出される。仮にワクチンが承認される場合、抗体カクテルがやろうとしているターゲット患者の数が来年以降減ってくる可能性がある。
- 投資できる期間がどんどんクローズしている。それをわかったうえで、保有したいならそれでいい。
2020/11/01:抗体カクテルで先行しているがもう少しでワクチンも承認されるかも…古い情報に拘泥するな

ワクチンと違い治療薬は一歩先に進んでいる銘柄は、まだ無いですよね?
- VIRの抗体薬に先駆けて、リジェネロンのREGN-COV2ができた。まだ承認されていないが、そちらのほうが先行している。
- すべての抗体が共存共栄しうるほどマーケットが大きいとは思わない。今、リジェネロンはものすごく圧力を掛けられて、増産しろといわれている。
- VIRが手をこまねいている一日が緩慢なる死に向かって、邁進している状態だと思う。
- 状況は刻々と変わっている。常に最新の情報を仕入れて、先入観にとらわれず、情報をリフレッシュしてください。
- 今の情報は何かというと、あと3週間でワクチンが承認されれるかもしれない。すると新規患者の見通しが変わる可能性がある。
- リジェネロンも承認される可能性がある。するとアドレサブルマーケットが変わってくる。
- 新しい情報がひとつまたひとつと挿入されるごとに、自分の考えを調整していかないと相場を研究している意味がない。
- つねに赤ん坊のように、真っ白な心で新しい情報をもとに相場のシナリオを詰め直す作業をして。いつまでも古い考えに拘泥しないで。
2020/10/17:ちょっと心配している

ホールドでいい?
- ちょっと心配している。
- 大まかに言って、ヴィアと同じカテゴリで競争している銘柄、リジェネロンの抗体カクテル、イーライリリーの抗体カクテルが一足先に結果を出している。
- ヴィアも良いお薬を出してくると思うけど、タイミング的に遅くなるとビジネスチャンスを逃すと考えている。
2020/10/15:臨床は年内いっぱいかかる

VIRは第三層臨床試験の結果が出るまでホールドしてるのは危険?
- 年内いっぱいかかると思います。
2020/10/08:プレーしやすいのはワクチン
- モノクローナル抗体を作っている。イギリスのグラックソミスクライン(GSK)と組んで、第三層臨床試験を始めたばかり。データが揃うのは今年度中。来年早々に承認されると思う。
- ワクチンは幅広く健康な人に予防として投与する。1億、2億、3億ドースという気が遠くなるような数を量産する必要がある。安全性が非常に重要になるからハードルが高い。
- 大統領選挙のすぐ後ぐらいのタイミングで、バイオンテックがファイザーと組んで作っている新型コロナワクチンができると期待が高まっている。
- 一方、抗体は人体にウィルスが侵入してきたとき、それを跳ね返そうとする反応がある。その時に特定の血液たんぱく質を抗体という。
- ひとつの細胞からゲノム創薬を利用して、血液たんぱく質を合成する。複数のお薬をコンビネーションして処方することをカクテルセラピーという。
- 新型肺炎になって、苦しんでいる患者さんにも投与できるし、コロナにかかる前の健康な人にも投与して予防薬的に使うことができる。
- モノクローナル抗体をワクチンの代用と考えない方が良い。値段が馬鹿高いし、生産も非常に難しい。
- たとえば、リジェネロンの場合は1年かかっても30万ドースしかできないだろう。新型コロナで苦しんでいる65歳以上の高齢者にすら行き渡らないだろうと言われている。
- ギリヤドがレムデシビルを承認されたときと同じように、イーライリリーも100万ドース配ると言っている。一方、リジェネロンは有料で30万ドース。
- 抗体ストーリーは、難易度が高い。というか株式市場で、イーライリリーの場合は大企業だし、コロナ抗体カクテルは無料で配るので業績に与えるインパクトは小さい。その意味では、業績に対するインパクトが高いのは、ヴィアだと思う。
- リジェネロンやイーライリリーに比べると半周遅れぐらい。彼らのお薬がたくさん出まわっていると思う。プレーしにくい。
- プレーしやすいのは、新型肺炎ワクチンのほう。
2020/09/20:もうすぐ臨床試験の結果が発表される

VIR買いですか?
- 近々臨床試験の結果が発表されると思う。
- 買いだと思います。

含み損が膨らんでいるがホールド?
- 結局、臨床が終わらないとニュースがない。
- そもそもそのニュースが出なければどうしようもないのでは?
2020/09/09:重要な臨床試験がスタート

VIR、MRNAの見解教えて
- VIRに関してはモノクローナル抗体を使った新型コロナの治療薬の臨床試験がスタートした。そのニュースが今後出てくると思うので、それを待ちたい。
- モデルナに関しては、昨日下がった理由はSVBリーリンク証券がモデルナをダウングレードした。
- バイオンテックとモデルナの第三層臨床試験の進捗状況をみると、バイオンテックのほうが進行している。モデルナが承認された時点では遅いんじゃないかと。バイオンテックにシェアを奪われると。
- これは間違っていると思う。今臨床試験で2週間ぐらい遅れているからといって、最終的に後れを取るかというのはわからない。そのアナリストは全部のワクチンを承認されるという想定でモデルナは売りだと言っている。しかし現実は違うかもしれない。ワクチンが失敗するリスクもある。実際、アストラゼネカのワクチンは、被検者の様子がおかしいというニュースが出た。その後でモデルナが買われた。一社消えることで他の銘柄が受ける恩恵は絶大。まだ、わからない。
- モデルナ、バイオンテックは脈があると思う。アストラゼネカですらわからないと思っている。

VIRもうだめ?
- いや、そんなことない。今は臨床試験をやっている最中なのでニュースがないだけ。

VIRの臨床スケジュールの目安は?
- 承認は今年いっぱいかもしれない。
- でも、臨床の患者の参加はもう始まっている。
- 早ければ、10月中ぐらいにヴィアいいんじゃないのぉ~というニュースが出てくるかも。
- ギリヤドのレムデシビルのときのシナリオ、あのときは臨床開始してしばらくしてから、レムデシビルいいよねぇ~というニュースが聞かれ始めた。それと同じニュアンス。
2020/09/05:ステロイドとの競合は関係ない

ヴィアがプリプリの美女株からガリガリ株になってしまった。ステロイドがコロナ患者に有効と報道されて競合するから売られた?
- あまり関係ないと思う。
- モノクローナル抗体にベースした薬を投入しようとしているタイミングは入院直後か入院直前の投入を考えている。
- 僕の理解では、ステロイドに関しては末期というか、どうしようもない状況で使われていると思う。
2020/08/28:第三層臨床試験の結果に注目!

ヴィアはどのようなニュースにアンテナを張るべき?
- 今、重要な第三層臨床試験が進行中です。
- その結果がいずれ出てくると思う。
- だから、抱いていて下さい。
2020/08/25:不安にならないでいい

ヴィア(VIR)と中国企業の提携のニュースはFDA承認に影響ある?
- 影響はまったくないと思う。
- 昨日、ヴィアの株が-15%暴落していたが、それはプラズマ療法がFDAから承認されたということで、競合の治療方法が出てくると早とちりした投資家がヴィアを売ったんだと思う。
- 治療しようとしている患者さんのマーケットを見れば、彼らが開発使用としているのは、モノクローナル抗体による新型コロナの治療薬。それは臨床試験がはじまったばかりだが、それを開発使用としている。
- そのターゲット患者は、新型コロナで苦しんでいる患者さんに、コロナが完治した元患者さんから採血してプラズマにして注射するのがプラズマ療法。病気から回復した人の血液には抗体があるから。
- ヴィアが開発しようとしているのは、ゲノム創薬によるモノクローナル抗体と昔からある技術、つまりプラズマ療法というのは、かち合っているといえばかち合っている。
- 昨日、ヴィアの株価が下がったのは分からなくもない。
- プラズマというのは、サービスインテンシブ。これは、ボランティアがいない。ドナーがいない。そもそも新型コロナにかかって、重篤な患者さんの数は少ない。回復した人はさらに数が少ない。その少ない人に対して、もう一度病院に来てもらい、血を採りますといわれたらどう?病院に行きたがらないでしょう?
- プラズマ療法というのは、手間とコストがかかるんです。だから、スケールが出ない。ボリュームが出ない。一回、一回、手作りみたいなもの。
- それと、ヴィアのモノクローナル抗体というのは明らかに違う。
- プラズマ療法でワクチンの株が売られたが、みんな医学のことを何もしらないパッパラパーばっかりだと思う。
- ワクチンは、国民全員に打っていくもの。だから、スケールが違う。プラズマは6千人ぐらい集めた…とかそういう話。
- 今の株式市場というのは、相場を始めて日が浅い投資家がいる。それは批判しているわけじゃない。でも、今のマーケットはそういうことで翻弄されているので、不安にならないでいい。
2020/08/20:臨床はそろそろ

ヴィア(VIR)の薬の臨床結果はいつ頃出る?
- わからない。臨床はそろそろ始まっていると思う。
2020/07/31:僕ならAmazonよりVIR

買付余力の関係で、VIRを売ってAmazon買うのと、VIRホールド、どちらが良い?
- 僕だったらVIRを抱いています。
2020/07/29:承認のハードルはメチャクチャ低い

50%含み益がある。ボラが高いので利確しようと思ってますが早すぎ?
- 臨床試験これからだと思う。VIRは臨床試験の結果が良ければ、FDAからEUAが出ると思う。
- イメージとして、一番VIRが近いのはギリヤドのレムデシビル。あれ、臨床してから承認されるまで非常に早かった。効き目でいうとレムデシビルはポテンヒットだったけど、背に腹はかえられないから承認された。
- VIRも一緒だと思う。モノクローナル抗体は切実に必要とされている。VIRのものが一番筋が良いと期待を担っているお薬だから期待が大きい。
- ワクチンの時よりハードルがぜんぜん低いよ。ワクチンは何億人という健康な人に投与するのがワクチン。安全性の面でちょっとでもヤバイとなったら弾かれる。VIRは死にかかっている人に対するお薬なんだから、承認のためのハードルはメチャクチャ低い。それを理解して。
2020/07/19:承認されるかどうかは別として、判断が示されるのはすぐ
- VIRはこの夏に臨床試験がある。この試験は結果が出るのは早い。
- 結果が出れば、間髪入れずにFDAは承認、あるいは却下の態度を示す。
- ギリヤドのレムデシビルが承認されるのは早かったでしょう?あれと同じようなタイミングだと思う。
- 承認されるかどうかは別として、判断が示されるのはすぐ。
2020/07/15:夏を通じてホールドしておきたい

VIRとGILDはいつ頃までホールド?
ヴィアは今年の夏のある時点で臨床試験が始まる。臨床試験が始まっていても持っておきたい。かなり有望だと思う。早ければ、すぐ緊急承認が出ると思うので、夏を通じてホールドしておきたい。ギリヤドもホールドしておきたい。
2020/07/12:一番効いている治療薬だと思う

VIRは8月第一週まで大丈夫?
- ヴィアはワクチンではなく治療薬。
- 一番効いていると思うのが、ヴィアの治療薬。すくなくともデータ上ではパワフル。
- スタートアップで若い会社だが、元バイオジェンの非常に老獪な経営者が立ち上げている。
- その他、R&Dをやっているメンバーもオールスターチーム。ヴァックスアートとかとは全然風格が違う会社。そういう意味ではもっと注目されてよいと思う。
2020/07/06:臨床が始まったら悪いニュースがいつでてきてもおかしくない

いつまで遊べますか?
- 夏に臨床試験が始まる。
- 臨床がはじまったら悪いニュースがいつでてきてもおかしくない。
- だけど、それは今じゃないと思う。
2020/07/02:持っててください

EBS,MRNA,BNTX,VIR,GILDをホールド中です。このまま握力強めで抱いて大丈夫ですか?
- はい、すべて良い銘柄だと思います。持っていてください。
2020/06/25:ギリヤドは、ローリスク、ローリターン。ヴィアはハイリスク、ハイリターン

ギリヤドとヴィア、どちらがおすすめ?ヴィアが上昇しているからヴィアに乗り換えるのあり?
- そういうやり方もあると思う。
- ギリヤドはローリスク、ローリターン。ヴィアはハイリスク、ハイリターン。
- ヴィアの方がエキサイティング。モノクローナル抗体ベースの治療薬の臨床試験が今年の夏から始まる。
- 製造自体は、バイオジェンが担当する。臨床に向けて量産しているところだと思う。

もう利確していいタイミング?
- まだまだ相場はあると思う。
- 今年の夏にモノクローナル抗体治療薬の臨床試験が始まる。その間は相場が高いと思う。
2020/06/15:ワクチンならバイオンテック、治療薬ならヴィアを狙いに行く

EBS、BNTX、MRNA、GILD、VIRを購入したいのですがバイオ銘柄は今から遅いでしょうか。
- 一番動いていないのは、BNTXとVIR。
- バイオンテックはワクチン開発をしている。トランプ政権の爆速ワクチン計画にも採用。目先はアップ。まだ安い株を買いたいなら、僕はバイオンテックにいく。
- 治療薬ではVIR。モノクローナル抗体をベースにした治療薬を作っている。すべて上手くいくのであれば、7-8月ぐらいに緊急使用承認がでる可能性あり。タイミングとしては、ワクチンより承認が早くおりる。僕ならこの辺を狙う。
2020/06/07:モノクローナル抗体のお薬も緊急使用承認がでるかもしれない
- レムデシビルの次に承認されるお薬は、モノクローナル抗体を使った薬になると思う。
- M&Aのターゲットになる企業はヴィア。
- 人体が病原菌に接した場合、人間の体は抗体を持つ。そのプロセスを経ずに、ひとあし先にバイオ工場で造ってしまう手法。それがモノクローナル抗体を使った創薬ということ。
- 新型肺炎の元患者から採血し、遠心分離機にかけてプラズマを取り出す。そのプラズマ療法とコンセプト的に非常に似ている。違いは人体を使ってプラズマを作るのではなく、バイオ工場で創薬するところ。
- モノクローナル抗体を使った治療薬は、予防的に使用することができる。あたかもワクチンのような使い方ができる。濃厚接触者になってしまった場合、モノクローナル抗体ベースの治療薬を注射すれば病気にならずに悪化を防ぐことができる。
- ワクチンの場合、毎年うたなければならない。ヴィアの抗体は一回注射すれば、ずっとOKかもしれないといわれている。
- モノクローナル抗体そのものは、25-30年ぐらいの長い歴史がある。安全性もある。既存のバイオ工場を利用して量産できる。
- ヴィアの他にモノクローナル抗体による新型肺炎の創薬をしているところは、イーライリリー。6/1から第一層臨床試験が始まっている。
- リジェネロンは、6月中に第一層臨床試験を開始。
- ヴィアは、今年の夏、6月か7月になるかわからないけど、臨床試験を開始する。
- 治療薬はものすごく必要とされている。ギリヤドのレムデシビルは2か月ぐらいで緊急使用承認がでた。モノクローナル抗体のお薬も同じように緊急使用承認がでるかもしれない。
- 市場規模としては、50-60億ドルぐらいあってもおかしくない。

VIRを含めて業績が少ないから怖い。臨床試験が始まる前の思惑で買いに行くということになる?
- はい、そのとおりです。
- 決算至上主義で、いつも決算、決算といっているけど、バイオやワクチンの株はそもそも製品がない。そういう投資尺度が使えない。それはリスク。でも、仕方ない。時によってはそういう投資もしなければならない。
- テーマとして新型肺炎が出てきた。みんな伝染病のことに話があるので、バイオが相場になると思っている。ただし、これが僕にとってメインではない。
2020/06/04:ヴィアはワクチンではなく治療薬
- 昨日株価が暴落したけど、下がった理由はなぜ爆速ワクチン計画にVIRが含まれていないんだというバカタレがいて、それで下がった。
- ヴィアが作っているものはワクチンではなく治療薬です。治療薬は1患者あたり40万ぐらい。ワクチンは一人2-3千円ぐらい。
- 金額がぜんぜん違います。同じ土俵では語っていけない。
2020/06/01:第二号になれるかどうか
- 新型ワクチンの治療薬を開発している会社。
- 他のバイオテクノロジー企業とアプローチが違う。
- 伝染病にかかって克服した患者を徹底的に観察して、治癒した患者の抗体からお薬を作る。
- 毛並みの良い会社。4年前に創業された。元バイオジェンのジョージスカンゴスがCEO。
- 1996年10月から2010年7月までExelixisという会社のCEOもつとめている。
- Exelixisは突然変異の研究をする会社。会社の中に突然変異でできた昆虫、動物を飼っている。伝染病、突然変異について非常に詳しい。
- 彼の下にチーフメディカルオフィサーで、フィルバングという人がいる。その人は、ギリヤドでハーボニーというC型肝炎の薬を創薬した。
- エンブレル、プレベナー、アバスティンなど、大型薬に関わったスターメンバーを揃えている。
- 新型肺炎の薬、VIR7831、VIR7832という薬を作っている。
- 昔、SARS(コロナ系の伝染病)が流行った。そのとき、SARSにかかって治った人、克服した患者さんが持っているをS309抗体と呼ぶ。この抗体はすべてのコロナ系伝染病に効く可能性がある。この抗体をベースに、VIR7831、VIR7832を準備している。
- 5/18に医学誌ネイチャーに、S309に関する論文が掲載されていた。試験管レベルでは非常に効き目があることが分かった。S309はコロナ系なら効くんじゃないかと言われている。イタリア、武漢で流行したコロナウィルスは種類が違う。変異していくので、薬が効かなくなるリスクがある。その点、S309はどれでも効くと今の時点では言われている。
- バイオジェンが実際の量産を担当すると発表している。量産体制に入っているということは、このお薬に自信を持っていると市場は判断したということ。今は動物実験の段階。
- 夏から第1、第2臨床試験がはじまる。夏ぐらいからニュースがたくさん出はじめるということ。
- 新薬の臨床試験、承認にまつわるペーパーワークを担当する企業はイギリスのグラックソミスクライン。
- VIR7831、VIR7832と別に、siRNA(低分子干渉RNA)の創薬もやっている。こちらのほうは、アルナイラム・ファーマシューティカルズ(ALNY)とタイアップしている。
- 新型肺炎に向けてふたつお薬を用意している。
- 治療薬はだいたい1患者あたり40万円ぐらいする。患者に対する投与薬。
- ワクチンの単価はたぶん2千円ぐらい。健康な人に投与する。
- 血漿プラズマは一度病気にかかってその後、回復した人。その人から採血し、プラズマを遠心分離機にかけて分離する。不純物を取り除き、濾過したものを、患者に注射する。すると病気に対する抵抗力がアップする。それがプラズマというもの。薬ではなく、伝染病に対するひとつのアプローチ。すでに、過去何度も使われてきている。有効なやり方。
- 血漿プラズマを大々的にやらないのは、血漿を提供する人がものすごく限られているから。
- 新型コロナを克服するためには、治療薬、ワクチン、プラズマも必要だと思う。
- 承認された治療薬はギリヤドのレムデシビルが緊急使用承認されただけ。レムデシビルはホームランではなくポテンヒットぐらいの効果しかない。
- ヴィアはその第二号になれるかどうか…という位置に付けている
2020/05/21:楽観視していない
- 良いニュースが続いて出ています。グラクソ・スミスクラインと共同開発している治療薬が、臨床の途中経過で良い結果が出ている。
- 新型肺炎が出てきてから、ちょっとしたニュースでもプレスリリースで相場を煽っているのが常態化してきている。バイオ企業は昔はそういうことをやらなかった。なんかどうかね…。
- 大本営発表を聞く限りにおいては、上手くいっていると聞こえてきている。
- モノクローナル抗体ベースの創薬をやっている。そのアプローチに関しては、楽観視しているわけではない。リジェネロンのケブザラが効かないことが明らかになっているから。
- 臨床はPhase1ぐらいで進んでいないから、今の時点での結果が良好なのは当然。
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