じっちゃま銘柄逆引き辞典:ファイザーまとめ(PFIZER PFE)

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2021/07/09:デルタ変異種をターゲットにしたブースターワクチン開発。新しい商機が生まれる

  • ファイザーとバイオンテックがデルタ変異種をターゲットに想定したブースター・ワクチンを開発すると発表。
  • 重要なポイントは「それがあると、なお良い」ということ。
  • 現在のワクチンでもデルタ変異種に効きます。これまでに規定の2回の接種を受けた人は、半年から9か月後にもう一回、現行のワクチンをブースター注射として受けることが望ましいです。
  • それでデルタ変種にはじゅうぶん対応できるのだけれど、どうせ新型コロナがどんどん変異してゆくことを考えた際、ある時点で変異種に照準を合わせたバージョンを作った方が手堅いと判断したそうです。
  • もちろんバイオンテックやファイザーのビジネスにとってはプラスです。新しい商機が生まれるので。
  • いちばん経営判断が難しいのは生産設備の割振りだと思います。どれだけを「バージョン1.0」に割き、どれだけを「バーション1.1」に転換するか?という問題です。いずれ古いバーションはだんだんフェイズアウトする必要があります。
  • なお、ここに書いたことはすべて「想定内」です。驚くに値しません。新型コロナワクチンは、ちょうどインフルエンザワクチンがそうであるように、毎年注射しなければいけなくなります。これ、当然の帰結。
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2021/07/03:INするなら長期目線

今INするなら長期目線?

  • そうですね。
  • ファイザーいいと思う。
  • 安い株だと思う。業績も伸びているし、いいんじゃない?
  • 株価的にはおっとりとした値運びだけどね。
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2021/06/25:今年の売上高は前年比+70%を超える

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2021/06/18:買いだと思います

強気に感じている。薬品株は全部買いだと思います。

2021/05/06:株価が下がった理由とは

バイデンがコロナワクチン特許放棄することを支持したというニュースが流れ、MRNA, BNTXなどが軒並み下落している。こんな共産主義みたいなことが本当に起こる?

  • 特許を放棄するというのは、その特許が取得された国以外の国々における特許権利の主張をやめるということ。
  • 特許を取得された国においては、逆に強化されます。
  • 全部のパテント(特許)を放棄するのではないということを理解してください。
  • 知財を保護するという意味で最も重要なのは、実はパテントではない。何が重要か。実際の製造がメチャクチャ難易度が高く、その製造ノウハウが知財の保護に繋がっていると思う。
  • 実際に、モデルナのワクチン、バイオンテック・ファイザーのワクチンの差はない。もっと言えば、誰でも作れる。でも、青写真はコピーされても、どうせできない、作れない。
  • バイデン大統領が特許放棄を指示すると打ち出したところで、何も変わりません。
  • 実際にこのノウハウに基づいてワクチンを製造できるのは、ファイザーとモデルナだけ。
  • 百歩譲って、楽観的に見ると、ひょっとすると中国はそのノウハウをコピーして、ワクチンを完成するかもしれないが、その場合でも難易度はメチャクチャ高い。
  • アメリカはもうワクチン接種がすごいスピードで進んでいる。二十代の息子も接種を終えている。20代でも注射が行き渡っている。ということは、小中高校生を除けば、大人全員にワクチンが行き渡ったと考えて良い。
  • 夏にかけて3億回分のワクチンがアメリカ国内だけで余ると言われている。そのワクチンは輸出することになる。そのなかにモデルナ、ファイザーに加えてアストラゼネカのワクチンも含まれています。
  • トランプがワークスピード計画を発表したときは、どのワクチンが成功するか分からなかった。イギリスのアストラゼネカからもアメリカ政府はワクチンを買いました。で、もらった。
  • しかし、結果としてアストラゼネカのワクチンは、緊急使用承認は下りていない。ワクチンは届いているが、未使用で保存されている。アストラゼネカのワクチンはたぶん再輸出されると思う。
  • アストラゼネカや中国のシノファームのワクチンは変異種にあまり効かないと言われている。
  • セネガルとかアフリカ大陸の沖合にある島国では、中国の新型コロナワクチンの接種が国民の60%ぐらい終わっているが、でも変異種に効かず、ワクチン接種済みでも新型コロナにかかっている。
  • どのブランドのワクチンを接種するのかというのが、非常にポイントになっている。結論的には、ファイザー・バイオンテックかモデルナのワクチンが一番良い。
  • ジョンソンエンドジョンソンやアストラゼネカも悪くはないけど、ん〜どうだろうねぇ〜という感じ。
  • 本当に効くワクチンは数が限られている。2種類しかない。ファイザー・バイオンテックかモデルナのどっちか。
  • 最終的には、ファイザーは生産能力を上げているので、世界の人々にもファイザーのワクチンが回っていくと考えるのが自然。
  • その場合、一回当たり19ドルということにアメリカではなっているが、新興国ではお金がないので安い値段になりそう。その交渉のひとつとして、特許放棄の話がそれにからめて出てきている。
  • 世界の人々がワクチンを接種しないと、アメリカ人が全員注射したとしても安全ではない。世界から新型コロナを駆逐しなければ、また脅威にさらされる。
  • 安い値段で世界の人にワクチンを輸出するというのは、ファイザーやバイオンテックは、最初からそういうふうに考えていたと思う。
  • 今回のワクチンに限らず、他のお薬でもそう。ただ同然でアフリカとかに出している。それと変わらない。
  • バイデンのパテント放棄に賛成というニュースは、ニュース性はゼロ。
  • バイオンテックやモデルナの株価が下がっているのは、理想を買い現実で売り。実際に大きな売上高がたって、ビッグビジネスとして成立したということが明確になったから、株価が下がっているんです。

決算と今後の展開について

  • 決算は良かった。
  • 新型コロナワクチンが貢献しているが、それ以外の薬も8%成長している
  • 普段のファイザーより、成長している。新型コロナワクチンを除いた基準でも。非常にいい。
  • EPS予想78セントに対して結果93セント。134.1億ドルに対して145.8億ドル。売上高成長率前年同期比44.6%。
  • 主なお薬の成長率は、Prevnar-11%。Ibrance0%。Eliquis +26%。Xeljanz19% Vyndaqel96%。

2021/05/04:EPS、売上高、ガイダンスすべてOK

  • 第1四半期決算発表 EPS、売上高、ガイダンスすべてOK

2021/05/01:バイオンテックはファイザーの下請けじゃないよ

  • PFEの治療薬はBNTXのような下請け会社が作る?⇒バイオンテックは下請けじゃないですよ。そうじゃなくて、ファイザーが下請けなんじゃないの?見方にもよるけどね。それは理解が違うんじゃないでしょうか。

2021/04/24:カップが形成されている感じで買い。

  • 今の水準は割安だと思います。
  • PER17倍で取引されている。
  • ちょっとカップが形成されている感じです。買いだと思う。

2021/04/18:バイオンテックとの今後の利益配分が見どころ

バイオンテック(BNTX)はファイザー(PFE)との契約が終了するのでモデルナ(MRNA)の方が良いかも。しかし今後もBNTXがワクチン開発を続けるとしたら、PFEや他の会社と再契約して、さらに売り上げを上げて成長する可能性もある?

  • はい、そうです。これは契約が修正されるという意味です。
  • だから、いきなりゼロになるということではない。

前回、BNTXとPFEとの利益配分の見直しについてお話しされてた。BNTXによって変異種に対応したワクチンのバージョンアップが行われた場合、利益配分は、また50:50からになると思う?

  • わかりません。
  • だけど、そこがひとつの見どころだと思います。
  • 変異種が出てくるということは、バイオンテックの見地からすれば、それは保険の役割を果たす。そう言うことができるかもしれない。

2021/04/09:真剣なビジネスをやっているのはモデルナ、バイオンテック、ファイザー

  • 今の段階で一番好調なのは、モデルナとファイザーバイオンテックのワクチン。
  • バイデン政権の当初計画では、ファイザーバイオンテックが2、モデルナが2、ジョンソンアンドジョンソンが1。つまり、2:2:1の比率でワクチン供給をしようという計画でした。
  • ところがジョンソンアンドジョンソンの下請けのエマージェントが大チョンボしちゃった。他の顧客であるアストラゼネカとジョンソンアンドジョンソンの原料を混ぜちゃった。それで1500億ドース分の原料がダメになった。
  • ジョンソンアンドジョンソンにとって大打撃だったし、アストラゼネカに対しても、下請けにエマージョントを起用しているということは非常に不安。
  • アストラゼネカは、ヨーロッパの下請けも上手くいっていない。
  • モデルナとバイオンテックのワクチンだけが、アメリカ国民にとって、今、打ちたいワクチンになる。
  • それはヨーロッパの人たちも同じ気持ちだと思う。
  • そのふたつの企業のビジネスチャンスは拡大すると思う。
  • 当初の計画どおりかそれ以上にワクチンを増産しているけど、世界のニーズには追いつけない。そういう感じになりつつある。
  • たぶん世界では、来年も、再来年も、毎年ワクチンを打たなければいけなくなると思う。
  • 一番恩恵を被る企業はモデルナ。2番目はバイオンテック。
  • バイオンテックは、アメリカのジョンソンアンドジョンソンと売上高を50%ずつ分け合う契約でやってきた。来年分からは、契約が変わると思う。
  • 徐々にバイオンテックに不利な契約になると思う。
  • だからバイオンテックのアップサイドは、モデルナよりも低くなる可能性があると思う。
  • ファイザーは大企業。バイオンテックとパートナーを組んでいるけど、ワクチン以外のビジネスもたくさんあるので、ワクチンだけのストーリーでファイザーを買おうというのは、間違っていると思う。
  • それ以外のワクチン銘柄は、リスクが高すぎて買えないと思う。
  • とりわけ生産にまつわるリスク、ジョンソンアンドジョンソンとか、苦しんでいる。アストラゼネカも問題続き。
  • 世界で最初に承認されたのはアストラゼネカ、オックスフォード大学のワクチンだったのね。その時に、アストラゼネカがすごく格好つけて、「我々は世界に無料ワクチンを配ります。社会に貢献します」とぶちまけた。しかし、世界の人たちが「お前のワクチンなんかいらない!」とそっぽを向かれれば、そんなの無料といったってほしくない。アストラゼネカに起きている問題というのは、突き詰めて言えばそういうこと。副作用の問題とか、生産がうまくいっていない問題とか、変なモノが混じってたとか、そういう話でしょう?
  • 一方で、ファイザーは新型コロナの問題が起きたとき、アメリカ政府から「開発資金いりますか?」と言われたときに、「いや、政府の金は一切要りません。お引き取りください。自分でR&D費用を出して開発します」といった。臨床試験のときにNIHが臨床試験を手伝おうかと言ったわけですが、そのときも「いや、結構です。自分のところで臨床試験できます。政府を絡めたらスピードが遅くなるから」という形で、ワクチンを量産できるように個以上を全部あけて、他の生産をストップしてワクチンを生産し始めた。
  • 政府にワクチンを納入するときになった際、他の企業はディスカウントとか無料でワクチンを提供するとか言っていた。でもファイザーは「これはうちが努力して完成した商品なんだから、その対価はきっちりいただきます。お金取る」という形で1ドース19ドルという良い値段で政府に買い取らせた。
  • そのとき世間の人は「ファイザーってどこまで高飛車な会社なのぉ!クソ生意気だよね。(ファイザーのCEOに対して)あいつなんだよ、パンデミックで儲けやがってよぉ〜」という感じだった。
  • ところが実際にワクチンの接種が始まったら、アストラゼネカのワクチンから副作用の問題がでたり、ジョンソンアンドジョンソンは原料を間違っていたとか、取りこぼしがでてきた。
  • 政府からお金をもらって「ありがとうございま〜す!」って感じで、エマージョントみたいに葉巻ばぁ〜って吹かして、それでふんずりかえって、さぁ。仕事もせずに。。。そうやって、のらりくらりしていた奴は全滅しちゃった。
  • 最初から自分の金を使って、自分たちのリスクでワクチンを開発した企業だけが生き残っている。
  • 僕だったら、きちんと襟を正した、真剣なビジネスをやっている会社の株を買いたいと思う。
  • それはモデルナであって、バイオンテックであり、ファイザーだということ。

2021/04/15:足元の業績はいい。持っていて大丈夫だと思う

メルクとファイザーは、今回、主役になれないですか?

  • 近々決算発表がある。足元の業績はいいと思う。
  • 新型肺炎の環境下にあっても、ガイダンスに関して利益警告を出していない。
  • ほとんどの企業は新型肺炎だから予想できないというニュースリリースを出しているが、この二社は出していない。
  • この辺は持っていても大丈夫だと思う。

2021/04/07:最初のターゲットは39ドル

  • 43ドル狙えるか?⇒最初のターゲットはボックス圏の上限、それは39ドルになると思います。

2021/04/04:今後BNTXよりPFEの取り分が多くなる

  • 今後BNTXよりPFEの取り分が多くなる言ってた⇒そのとおりです。
  • ファイザーは大きい会社だし、ワクチン以外のこともやっている。そういう意味ではモデルナが一番クリーンなワクチン銘柄。

2021/03/28:チャート的には何も語りかけてくるモノはない

  • チャート的には何も語りかけてくるモノはない。
  • 手がかりはない。

2021/03/25:非常に割安。長期保有ならバイオンテックよりファイザー

  • ブランドイメージという話をすれば、ファイザーとかモデルナはイメージアップ!なんですよ。EVはテスラ、スマホはiPhone、ワクチンはファイザー。そういうレベルにまで神格化されている。
  • ファイザーはどこかで大相場が来ると思う。今じゃないと思うけど、期待している、
  • 僕がアメリカに来たとき、ファイザーはメチャクチャ業績が悪かった。1988年に最初にアナリストと会社訪問したのがファイザーだった。株価が半値になってた。
  • 4ドルからテンバガーになる大相場があった。
  • そこから高値つけて、1999年からその高値を超えられていない。
  • 長い期間休養している。
  • 高値のときのPERは30倍ぐらいだったと思う。今は、16倍。PER半分なので、非常に割安だと思います。
  • 長い目で見るとバイオンテックよりファイザーでしょうね。その理由は売上高でいうと、ファイザーとバイオンテックの連合で今年の売上高、ワクチンだけの売上高でいうと160億ドルぐらい。契約では、利益を50:50で折半。今年に関してはね。
  • 来年は、160億ドルがグッと少なくなってたぶん70億ドルぐらいかもしれない。これ、契約書の中身をきっちり読んでいないけど。
  • そろそろファイザーとバイオンテックの契約が切れると思う。そこからは100%ファイザーに行くと思う。それが70億ドル。再来年が20-30億ドルという推移になっていくと思う。
  • 長期でホールドしたいなら、ファイザーのほうが長い期間ワクチンの権利を持ちます
  • ホールドで良い。

2021/03/20:非常に安い

  • ファイザーのような製薬株は非常に安いと思う。

2021/01/17:売りでも買いでもない

  • チャートからは売りでも買いでもない。何もシグナル出ていない。

2021/11/28:ワクチン承認されたら売り

  • 12月10日PFE・BNTXのワクチン承認なら翌日相場どうなる?
  • 12/10から12/15のどこかで承認が出ると言われている。10日と決まったわけではない。
  • 承認されたら瞬間風速で株価が下がるかもしれない。
  • なぜかというと株式には「Buy on dream,sell on reality.」という格言があるからです。
  • つまり、理想を買い、現実売り。
  • あるいは相場は知ったらおしまいという格言がある。すべて良いニュースで売りなさいとそれらの格言は言っているわけ。
  • ワクチン承認というグッドニュースが出ると思うが、それが一旦、ワクチン株の売り時だと思います。

2020/05/21:ファイザーには元FDA長官でワクチンの帝王と呼ばれる取締役がいる

  • 台風の名になっている銘柄はバイオンテック。この銘柄に注目すべき。その理由は…①最先端の技術(mRNA)を使っている。モデルナと技術的には五分五分。②ファイザーがパートナーがいい(ファイザーは量産能力が大きい)。③バイオンテックはひとつではなく4つのワクチンを同時開発を行っているからモデルナより成功確率は高い。
  • バイオンテックの第二層臨床試験の結果は7月にわかる。それまでは遊べる。
  • ワクチン開発は成功確率が非常に低いので、臨床試験が進行しているということは落胆すべき結果がもたらさせる確率が高い。
  • バイオンテックは過小評価されている。
  • 引き受け幹事はJPモルガン。JPモルガンは引き受けする前にその会社を非常にしっかりと調べている。とりわけバイオテクノロジー企業についてはしっかりと調べている。
  • 問題点はドイツの会社ということ。爆速ワクチン計画に採用したら、ワクチンをアメリカに回してくれるのか…と懸念している。でも実際に製造するのはアメリカでやるから、大丈夫と考えている。
  • バイオンテック・ファイザー連合については、政府との繋がりがすごい。スコットゴドリーという取締役が、ファイザーにいるが、彼は元FDA長官。大統領に対しても意見を言う、ワクチン計画の影の帝王。
  • バイオンテックは4つワクチンを開発しているが、そのうちのひとつはペケだった可能性がある。
  • 最も実力があるにも関わらず、最も株価が動いていないのがバイオンテックだと思う。

ファイザーがmRNAワクチンの工場を用意しているなら、なぜファイザー買わないの?

  • ファイザーでもいいですよ。でも巨大企業だからワクチンの材料ではインパクトが小さいんですよ。
  • ワクチンのストーリーを買いたいなら、ファイザーやジョンソンアンドジョンソンは買わないで。株価が動かない。

2020/05/13:爆速ワクチン計画の概要と降りるべきタイミング

  • 科学誌ネイチャーは、公平に各プロジェクトを評価しているという表向きだが、特定のプロジェクトに肩入れしていると報じている。
  • それはモデルナ、ジョンソンアンドジョンソン(エマージェントと組んでいる)にとりわけ期待している節がある。
  • モデルナワクチンはmRNAを使います。新型肺炎のトゲたんぱく質を狙い撃ちする手法。
  • 一方のジョンソンアンドジョンソンのワクチンは、風邪の原因となるアデノウィルスの動きを利用して、防戦に必要な遺伝子をターゲットに届ける手法。
  • モデルナのアプローチもジョンソンアンドジョンソンのアプローチもまだ成功例はない。
  • なぜこのふたつが選ばれたか。ネイチャーによると、1.安全性、2.大量生産のキャパシティーをそれらの企業がもっているから。
  • 世界では100以上のワクチン計画があるが、そのほとんどがスタートの時点でもうダメなんです。量産キャパシティをもっていないから。アメリカ政府は11月に1億個、12月に1億個、そして来年の1月に1億個、合計3億人分のワクチンを生産すると言っている。
  • 世界には、大量生産のキャパシティーもっている工場は5カ所ぐらいしかない。それを全部アメリカが独占してワクチン作ろうとしている。いまから、ちんたらワクチンを研究していたって、いざ生産しようと思っても払底することが目に見えている。
  • もっというとこの爆速ワクチン計画はアメリカさえ良ければいいという非常に利己的なプロジェクト。そのことを日本人は理解すべき。
  • 作り置きしたワクチンが効かないことが判明した場合、ワクチンは全部パー。廃棄処分。それを米国政府が前金で買い取るということ。効かないかもしれないし、承認が出なくてもいいから政府が買う…そういう計画。そのそろばん勘定になっていることも理解して。
  • 日本でもワクチンの計画はあるし、やるべきだと思うが、でも本気でやるなら日本政府ももっとアグレッシブにバッキングするべき。予算を政府が出すべきだと思う。なぜなら、アメリカはそれをやっているから。
  • 爆速ワクチン計画では、アメリカは中国とは組まないと明言している。これは戦争だから。ただ、米国以外に本社があるバイオ企業のワクチンがこの計画に採用されることはありうると言っている。
  • ドイツのバイオ企業にバイオンテックという会社がある。アメリカのファイザーと組んで、新型肺炎のワクチンを開発中です。mRNAの技術に依拠している。だから、モデルナのライバルだと思って。ファイザーは世界最大級の製薬会社。パートナーとしてそのバイオンテックを選んでいるということ。
  • NIH(国立衛生研究所)は、このワクチン開発に関して、ヒューマンチャレンジスタディという手法を検討している。これは賛否両論あるヤバくて無謀なやり方です。
  • ワクチンを健康な人に注射し、新型肺炎のウィルスをわざと感染させて防御力をチェックする。これはウルトラCで、ワクチン開発を大幅に時間短縮するときの下劣なやり方。でも、そういうアルバイトをしたい人がたくさんいるかもしれない。実際に、そういう人を募るサイトがあって、ヒューマンチャレンジスタディを実施します!というと、その人に連絡がいくようなウェブサイトがあるんですよ。そういう荒っぽいやり方が実施されるかもしれない。
  • このやり方は、意味があると思っている。なぜなら、健康な若者は新型肺炎にかかっても死ぬリスクははるかに低い。そうであれば、被検者が小銭を稼ぎたいのであれば、それはそれでいいという考え方もできる。
  • 爆速ワクチン計画は、失敗する可能性も高い。ネイチャーのインタビューでも全部失敗するかもしれないと言っている。しかし、その場合であっても、人類が考え得るすべてのアプローチは試したことになる。だから諦めが付くように、この計画をデザインしたいということだった。
  • ただNIHと政府の協力関係は不明瞭だと思っている。さらに、CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)がやっていることは、尊敬されているイギリス基金ウェルカムトラスト(医学研究支援等を目的とする公益信託団体)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から、資金を経て、その資金をワクチンプロジェクトに投入していく。そのCEPIと連携していない。CEPI、NIH、アメリカ政府がバラバラの方向で走り出している印象を受ける。
  • では、トレーティングとしてどんな銘柄に乗れば良いのか。
  • モデルナは毛並みの良い期待の星。最初に中国武漢でコロナが発生した後、データベースに新型肺炎のゲノムを解析したものがアップされたが、それをいの一番に解析して22日間でワクチンを開発してNIHに納入したのがモデルナ。この会社は、非常にR&D力があると思う。ワクチン生産するキャパシティーも持っている。バイオテクノロジーの工場は非常にハードルが高いく、ものすごくお金がかかる。しかもFDAに承認されなければならない。そういう工場をマサチューセッツに持っている。
  • NIHに納品したワクチンは第一層臨床試験を終了している。今、第二層/第三層の臨床試験に進んでいる。臨床試験はNIHが直々に実施している。早ければ6月-7月にフェーズ2の結果がわかるはず。
  • モデルナを紹介してから株価は倍以上になっているが、今は乗って良い。しかし、6月には降りてください。なぜなら、失敗だというニュースが入れば株価が1/3、1/2になるかもしれないから。第2臨床試験の被検者を募っている段階だから、ニュースが出てこない。でも、結果が出てきそうになったら、ポジションをそのままにしないで降りてください。もちろん、合格すれば株価は跳ねるかもしれないが、1/90の確率に賭けますか?僕なら絶対そんな博打みたいなことはやらない。
  • ジョンソンアンドジョンソンとエマージェント。ジョンソンアンドジョンソン自体は、大量にワクチンを生産できる工場は持っていません。その生産下請けをやるのがエマージェントという会社。ワクチンビジネスは国家安全保障上、非常に重要でペンタゴンだと言われている。一般的には、エマージェントのことを語っていることになる。
  • エマージェントは、ミシガン州保健局のワクチン工場を払い下げてもらって会社にした。炭疽菌ワクチンも作っていた。オピオイド中毒患者の解毒剤も作っている。ヘルスケアのダークな部分を一手に引き受けている。だからミシガンのワクチン工場を見ると鉄条網が張り巡らされていて、非常におどろおどろしい施設。
  • 爆速ワクチン計画は、まだ海のものとも山のものとも分からないワクチンを大量生産しなさいとやっている。キャパシティーを持っているエマージェントみたいな会社は、そのワクチンが失敗しようと成功しようと関係がない。製造する手間賃は手に入るから。確実に売上高があがる企業はエマージェント。全部のワクチンが失敗しても、来年の一月頃にはほくそ笑んでいると覆う。そのストーリーの違いというのをよく理解してください。
  • ジョンソンアンドジョンソンのワクチンは、9月まで臨床試験は始まりません。逆の言い方をすると、大物の臨床試験のタイミングは一番遅いということ。これはジョンソンアンドジョンソンが愚図だからではない。そうではなく、新薬開発にやりなれているし、もっとしっかりしたものを完成してから臨床試験に移ろうとしている。僕はその用心深い作業の進め方を評価している。
  • ワクチンのストーリーというのは、夢を買うということ。シャボン玉がわーっとなって、最後はブツッとはじけちゃう。だから、シャボン玉がはじけるときにその場にいないでください。
  • そうであれば、ジョンソンアンドジョンソンの臨床試験が9月まで始まらないなら遅いじゃないか!という考え方は間違っている。正しい理解の仕方は、9月まで遊んでていいのね!という理解をしなければいけない。
  • バイオンテック、ファイザー連合。バイオンテックはドイツのマインツに本社があるので、ドイツ株ADR。臨床試験は4/23からドイツで始まった。アメリカでは5月の第2週から臨床試験が開始された。臨床試験の規模は、ドイツが1に対して、アメリカは3-4。
  • ファイザーは、ジョンソンアンドジョンソンとならんで尊敬されている企業だから、わざわざバイオンテックを選んだのは注目に値する。トランプ政権もアメリカ産でなければダメだという風な言い方をした場合、このワクチンだけが効いてしまうとワクチン候補から外さなければならない。だから、米国以外に本社があるワクチンも検討しうるという注意書きをわざわざいれている。これはバイオンテックのために入れている。
  • 臨床試験のスケジュールは6-7月。トレーディングのスタンスとしては、6月までには降りてください。この銘柄だけは動いていない。ドイツ株だからアメリカでトレードできることを知らない人が多い。経営陣はおしどり夫婦でやっていてCEOの人がなまりがあって、プレゼンテーションが聞きにくい。それでものすごく損をしている部分があると思う。だけど新型肺炎のワクチンを同時に4種類用意している。それも、効き方がそれぞれ違うだろうという考慮もしている。考え方もすごく堅実だと思う。
  • ノババックス(NVAX)は、CEPIから後ろ盾を得て3.8億ドルの寄付を得ている。CEPIは世界の企業に対して、ワクチン開発したい企業を募った。イノビオ、ノババックスとかがその予算を下さいとファンディングを受けた。今回の3.8億ドルというのは、その第2陣なんです。CEPIに途中経過を報告した内容をベースにして、ノババックスが一番大きなファンディング額をもらっている。ワクチンが完成したわけではなく、研究の骨子がしっかりしているから。問題点としては、トランプ大統領のワクチン計画の後ろ盾を経ていけるかどうかはわからないこと。また新型ワクチン向けのプレビューを会社が行ったけれど、それを聞く限りあまり感心できなかった。チームとしては感心しない。でも、6-7月に臨床試験の結果がわかる。CEPIから得たお金で臨床試験に必要なワクチンを増産する。そのときにエマージェントが下請けになる。つまり今回得た資金は右から左にエマージェントに行くことになる。そうするとエマージェントを買った方が得ということ。
  • 6月ぐらいに臨床試験の結果がわかるので、ノババックスに乗るなら6月までには降りてください。空振りになるリスクが高いから。
  • カンファレンスコールを聞いていて、ノババックスもモデルナも、ん〜って感じだけど、これは行けると思ったのはギリヤド。すでにレムデシビルが承認されているけど、経営者の質、仕事の手堅さは、抜きん出いている。
  • 全部のワクチンがダメだった、治療薬もダメだったという絶望の淵に落とされる局面もくるかもしれない。その時に何に頼れるかというとレムデシビルという薬だけ。ホームランではなくポテンヒットの薬だけど、投薬の仕方によって予防的な使い方ができる。抗ワクチン薬だから。ウィルスをひとつひとつ潰していく働き方をする。これは末期ガンだとどんな良いお薬だって救うことができないのと同じように、レムデシビルにできることも限られている。そうであれば、レムデシビルを前倒しして初期投与しなければならない。

2020/05/04:景気後退に強い銘柄

先行きが絶望に変わりつつある今、ジェレミー・シーゲルが推奨するような銘柄はオススメ?

  • ひとつの方便としてそういう銘柄に注目することはできると思う。
  • たとえば、ジョンソンエンドジョンソン、ファイザーとかは景気後退に強い。足元のファンダメンタルズはしっかりしている。
  • そうした銘柄でお茶を濁すことは考えている。

2020/05/01:具体的な臨床試験開始状況

  • いの一番に臨床試験を開始した企業はモデルナ。3月上旬に開始した。
  • 2番手はドイツの会社でバイオンテック。ファイザーと組んでいる。4/1から臨床が始まった。
  • 3番手はイノビオ。4/5。
  • 4番手はシノバックス。これは中国の会社。4/7。
  • 次は、ウーハンインスティチュートとシノファーム。これも4/7。中国の会社。
  • そのほかは、オックスフォード大学は4/28から臨床開始。インペリアルカレッジ、イギリスの東京工大のような大学で5/1から臨床開始。ノババックスは5/12。キュアバックは6/1、サノフィーGSK7/1。バックスアート7/1、アルティミウム8/1、ジャンセン(ジョンソンアンドジョンソンの子会社)9/1。そんなような感じ。
  • かなりたくさんの銘柄がありひしめいている。
銘柄逆引き辞典PFETICKER SYMBOLMNOPヘルスケア株
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Market Hack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

じっちゃまこと、広瀬隆雄さんが執筆した米国株投資の教科書。決算はどうチェックするか、コンセンサス予想はどこを見るかなど、初歩的な内容だけどかなり重要な教えが書かれています。この本に書かれていることを前提にじっちゃまの話を聞けば理解度がグッとあがるはず。日本人投資家のなかでも一番尊敬に値する方の貴重な教えなので熟読は必須。何回読んでも気づきがあるところがすごい。

オニールの成長株発掘法

機関投資家なら一度は必ず読んでいるオニールの成長株発掘法。かの有名なCANSLIM投資法がここに凝縮。1ページたりとも無駄にできない情報ばかり。何度も読むことで投資スキルが上達すること間違いなしのバイブル。何回読んでも新しい気づきがあります。特にグロース銘柄が好きな人にとっては、永遠のバイブルです。

マーケットのテクニカル分析 トレード手法と売買指標の完全総合ガイド

金融関係者ならば絶対に読んでいるというテクニカル分析の教科書。じっちゃま曰く、機関投資家はMACDや一目均衡表などは誰も見ていないという。誰も見ていないテクニカル分析ほど意味のないものはない。この本に書かれていることがわかれば、基礎力はついたも同然。ファンダメンタルズ派でも、テクニカルの基礎知識も習得すれば心強いはず。

史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール

財務諸表の解説をする書籍は数多くあるけど、株式投資をするうえで急所を得た解説をしてくれるのが「バフェットの財務諸表を読む力」。初心者にとって難しそうな表紙に見えるが、とんでもない。これは読みやすく、わかりやすい。財務諸表を読み解く力がなければ、バリュー株投資はおろか、株式投資に手を出すなんて目を閉じて車を運転するようなものなのだから、儲けたいなら絶対に読んでおくべき名著。

じっちゃまに学ぶ米国株ブログ

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