ジョンソンエンドジョンソンに関する金言2022
2022/10/18:ジョンソン&ジョンソン 第3四半期決算 EPS、売上高はOK、ガイダンスは×
2022/04/19:ジョンソンエンドジョンソン、第1四半期 EPSはOK、売上高、ガイダンスはダメ。
Q1 FY22
EPS 予想$2.58 vs $2.67 ⭕️
売上高 予想$23.62B vs $23.426B ❌
YoY +5.0%
FY22 ガイダンス
EPS 予想$10.32 vs $10.15~$10.35(下方修正) ❌
売上高 予想$99.4B vs $97.3B~98.3B⇒ ❌
JNJガイダンス下がったね。全部の主力薬マイナス成長。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、第1四半期の売上高が市場予想をわずかに下回ったものの収益は上回りました。取締役会は6.6%の四半期配当増額を承認。ガイダンスは疑問視された。通期の調整後1株当たり利益を25セント引き下げ、10.15ドルから10.35ドルとし、世界的な供給過剰を理由にCovid-19ワクチンの収益ガイダンスの提供を停止。入院患者を出さないために中国のワクチン接種の必要性を考えると、これは驚くべきこと!
コロナは、もう終わりですね。
2022/01/25:第4四半期決算 EPSはOK、売上高は×、ガイダンスはOK
Q4 FY21
EPS 予想$2.21 vs $2.13 ⭕️
売上高 予想$25.29B vs $24.8B ❌
YoY +10.4%
FY22 ガイダンス
EPS 予想$10.32 vs $10.4~$10.6 ⭕️
売上高 予想$97.7B vs $98.9B~100.4B ⭕️
2022/01/03:長期ホールドでいい
べつに長期ホールドでいいんじゃない?
ジョンソンエンドジョンソンに関するじっちゃま金言2021
2021/09/20:なぜ弱いかわからない
レイバーデー明け後、JNJ等のヘルスケア株が弱いですがなぜ?
- よくわからない。弱いですよね。
2021/07/22:第2四半期決算 EPS、売上高、ガイダンスすべてOK
2021/03/29:薬品部門と医療機器部門、日用品部門の3部門で事業を展開
2021/03/28:薬品株は面白いと思う
- 薬品株が面白いと思っている。
- たとえば、ブリストルマイヤー(BMY)、メルク(MRK)、ファイザー(PEF)、ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)、アッヴィ(ABBV)、アムジェン(AMGN)
- そういったグループは見過ごされていると思うよ。
ジョンソンエンドジョンソンに関するじっちゃま金言2020
2020/07/12:ワクチン成功しても業績へのインパクトはゼロ
JNJ決算がよくなかったとしても、ワクチンを期待して手放さない方がいい?JNJにとってワクチンが占める割合は大きくないので手放すべきでしょうか?
- ジョンソンエンドジョンソンは巨大企業。ワクチンが成功しても業績に対するインパクトはゼロ。
- 大事なのはジョンソンエンドジョンソンの薬品ポートフォリオ。それが今季どうなっているかのほうが重要。
- ベビーパウダーに関する訴訟がまだ続いているので、それがどうなるかのほうが重要だと思う。
ワクチン株は今後どんなニュースが出たら売りと判断すべき?
- ワクチン開発は非常にリスクが高い。有望なワクチン株はいくつもある。これまでの臨床試験は非常に良い感じで進行している。だからといって、第三層が成功するとは限らない。スケールが全然違うから。
- まず、すごくリスキーだということを理解して。そうであれば、全滅というシナリオが基本。結果がはっきりする前に降りたいということを前提としている。
- 一番進んでいるのがバイオンテック、ファイザー連合。8月の第一週まではニュースが出てこない。それはいいこと。悪いニュースが出てきたらすぐに半値になるはず。それまで放置したくない。バイオンテックは8月第一週までに降りる。
- 2番目に進んでいるのがモデルナ。8月第三週まではニュースがでない。それぐらいになったら降りたい。
- 3番目がアストラゼネカ。これも9月ぐらいまでには判明する。それぐらいまでには降りたい。
- ジョンソンエンドジョンソンは、かなり出遅れている。9月から臨床試験が始まる。これは第一、第二層臨床試験。臨床試験はどのPhaseでも悪いニュースが出る可能性があるので、どのフェーズでもピリピリしている。
- 経口ワクチンのバックスアートという銘柄もある。実績がないので眉唾だと思っているが、無視はできない。トランプ大統領が錠剤大好きだし、情弱アメリカ人は注射は抵抗するが錠剤に抵抗感がない。錠剤だったら承認するというインセンティブが強い。その理由は、一定数の人がワクチン接種をしないと社会全体として意味がないから。経口ワクチンの持っている魅力は大きいし、まだ臨床試験に移行していない。つまりしばらくは遊べる。今はATM(アットザマーケティングオファリング)で資金調達をしているから、株価が跳ねたときに売り物をぶつけられるので気を付ける必要がある。
2020/07/06:ワクチンの承認も、量産することもハードルがメチャクチャ高い
ワクチン製造は一般的に難しいと聞いています。しかし、ワクチン製造失敗の情報はあまり入ってきていません。となるとワープスピード計画関連株に対して市場の期待値が高くなりすぎているのではないかと考えています。MRNA、BTNXなどの売却に関連してこれらの広瀬さんの考えを教えて頂けたらと思います。
- ワクチンというのは、承認される、されない…ということが非常に難しい。
- いろんな疾病分野のなかで、ワクチンは最も承認されにくいジャンルの一つ。
- 遺伝子関係の珍しい病気のほうが、FDAからの承認が出やすい。特殊な病気に関しては、苦しんでいる人たちのために承認してあげた方がいい…となりやすい。orphan drug statusに採用されれば、承認されやすい。
- でも、ワクチンは何百万人とか大勢の健康な人に注射する。だから多くの人に病気にさせるようなリスクは、ワクチンのほうが遙かにハードルが高い。だからワクチン開発は難しい。
- ワクチンの承認がおりた後で、ワクチンを大量製造するときのハードルもメチャクチャ高い。量産するタイミングになったら、ワクチンが効かない…ということも、よくあること。大量生産が非常に難しい。
- 製薬会社のなかで時価総額が大きいジョンソンエンドジョンソンが、何が悲しくてエマージェントみたいな会社に頭を下げて量産をお願いしているか…。それはワクチンの量産が難しいからなんです。
- 仮にFDAから承認されたとしても、ワクチンができる保証はありません。
2020/07/02:いいと思う
長期保有おすすめですか?
- はい、いいと思います。
2020/06/28:8月か9月に第三層臨床試験開始予定
- ジョンソンエンドジョンソンとエマージェント連合は、8月か9月に第三層臨床試験を始めると言われている。これはかなりスケジュールが前倒しになりつつある。
- アメリカ国立衛生研究所が直々に臨床試験を実施する。
- 技術は、アドバックアデノウイルスベクターPER.C6を使っている。
PER.C6技術は、ワクチンやモノクローナル抗体の高収率の生産能力を増強し、コスト効果の高い大規模製造システムを実現する。特に、製造工程での増殖能が低いウイルスを対象とするワクチンの製造に高い有用性を発揮するという。AdVacとPER.C6の両方の技術を活用することで、ワクチン開発の迅速化と生産能力の強化が見込まれる。 出典元:日経バイオテック
2020/06/07:アストラゼネカのギリヤド買収話を皮切りにM&Aバトルが始まるかもしれない
- アストラゼネカがギリヤドに買収提案を持ちかけたとブルームバーグに報道された
- アストラゼネカの時価総額は1,411億ドルです。一方、ギリヤドの時価総額は972億ドル。つまり、アストラゼネカの方が50%ぐらい大きい。
- M&Aのトランザクションが発表されたら、買収側と被買収側の時価総額を比べる習慣を付けてください。買収が成就するかどうかを判断するときにひとつの手がかりを提供するから。
- 今回はアストラゼネカの方が大きいわけだから、買収話のリーダーシップはアストラゼネカがギリアドを取りに行くという力関係になる。しかし、どちらの企業が利益を出しているかという見地からは立場が逆転する。
- アストラゼネカの過去12か月の営業CFは35億ドル。ギリヤドは90億ドル。つまり、ギリヤドのほうがアストラゼネカより3倍儲かっているということ。
- M&Aのニュースを見たら、株価収益率(PER)を比較する方法は非常に有効。この使い方をぜひ覚えて。
- アストラゼネカのPERは103倍。ギリヤドは20倍。アストラゼネカのバリュエーションはギリヤドの5倍ぐらい高い。ざっくりとした法則として、PERが高い企業がPERが低い企業を買収するとき、その買収は上手くいきやすい。もっといえば、「アクリーティブな買収」をすることができる。
- アクリーティブとは、EPSにとってプラスになるような…という意味。その反対の言葉がダイリューティブ。つまり、希釈化、薄めるということ。つまり、今回の買収例は、アストラゼネカにとって利益を濃くするということ。
- 株式市場では、希釈化は良くないと判断される。公募は利益が薄くなるので、ダイリューションになる。だから公募がダメだと受け止める。
- 今回のアストラゼネカによるギリヤド買収は、35億ドルの会社が90億ドルの会社を取りに行く。カルピスでいえば、薄味のカルピスと濃い味のカルピスをひとつのコップに一緒にするのと同じで、アストラゼネカにとっては味が濃くなる。これがアクリーティブな買収ということ。
- 投資家目線でいうと、味が濃くなるなら良い!と好感しやすい。アクリーションという観点からすれば、今回の買収話は理にかなっている。
- そういうディールが動き出すと他の製薬会社が黙っていない。たとえば、ジョンソンアンドジョンソンは時価総額が3,865億ドルある。つまり、アストラゼネカより2倍以上でかい。イーライリリーの場合は、1400億ドル。ブリストルマイヤーズも。マークは2000億ドル。
- アストラゼネカに持って行かれるぐらいなら、他の製薬会社も買収したいということになる。もっといえば、これを皮切りにM&Aバトルが始まるかもしれない。
2020/05/21:ワクチン承認に与える影響は小さい
- ジョンソンエンドジョンソンは、超大型株なのでワクチンが承認されても業績に与える影響は小さい。だから株価が動かない可能性がある。
- ジャンセンという製薬部門の薬のポートフォリオは伸びている。
- ただしベビーパウダーの発がん性問題とか訴訟問題を抱えている。
- 全体的に見れば、ワクチン相場として面白いかといわれれば、動かないと思う。
- ワクチンをプレーしたいというなら、パートナーであるエマージェントを買った方が良い。
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