- 2022/12/23:インドについて
- 2022/01/28:インフレ率が上がると株価が…
- 2022/01/09:いいと思う
- 2021/12/16:インドはインフレに弱い
- 2021/11/24:今はタイミングが悪い
- 2021/10/16:向こう5年でいえばコアカントリー
- 2021/10/10:OPECはインドにフォーカス!
- 2021/10/03:インドは賃金が安く、人口動態がいい
- 2021/09/26:素材で中国と繋がりがないのはインドだからリスクが少ない
- 2021/09/20-2:中国の時代は終わった。これからはインド、ベトナム、バングラデシュ
- 2021/09/20-1:インドとベトナムがいい
- 2020/09/18:5年後のGAFAM???
- 2020/08/20:インド株に積み立てるのは博打過ぎる
2022/12/23:インドについて
人口13.8億人。中国に次いで人口が多い。中国と違うのは、インド国民は若い。平均年齢27.8歳。
インドの特徴としては、世界最大の民主主義国であるということ。民主主義は根付いている。株式投資家の目線からすれば、インドはカオス的な民主主義。一党独裁にはなりえないので、国際投資家の信頼は厚い。
PERが割高の理由はGDP成長率が高く、政治が民主主義だから。高い信頼を投資家が寄せている。
2014年に首相に就任したモディ氏は、観光旅行を奨励するために、入国したその場でビザを出せるようにした。税金逃れを一網打尽にするために、通貨改革をやった。良い政治をしている。
慢性的なインフレ体質。過去32年間で平均インフレ率は7.5%。エネルギー価格は歴史的に政府が補助金を出してきたので、原油価格が上昇すると政府の台所事情が苦しくなる体質だった。しかし、補助金をフェードアウトする対策を行っているため、近年はインフレ体質がだいぶ改善してきている。
2022/01/28:インフレ率が上がると株価が…
米国の利上げが進めば、ある程度影響すると思う。インドは資源が乏しいからコモディティ・インフレに弱い国。それは頭にたたき込んでおいて。インフレ率が上がりはじめたら株価がきりきり舞いします。
2022/01/09:いいと思う
インド全体が買えるETF(INDA)はどう?金利上昇局面では新興国は難しいと思いますが、それ以上の成長を視野に少しずつ買っていくのはあり?
- いいと思うよね。どこかで手がけなければいけないと思っている。一番買いたいマーケットはバングラデシュ。ETFないけど。
- 所得水準、外貨準備、収支は改善しているし、GDPも毎年7〜8%出ている。世界で最も成長しているのはバングラデシュです。ETF買いたいけど、ない。
2021/12/16:インドはインフレに弱い
インド株何故下げてる?上がりそうですか?米株と相関はある?
ひとつの理由としては、インドはインフレにすごく弱いからですね。
2021/11/24:今はタイミングが悪い
インドETFを買おうと思っているが、新興国株はテーパー利上げ局面ではきつい?
- そのとおり。新興国投資で気を付けなければいけないのは、米国が利上げしているとき、ドルが強くなっているとき。
- そういうときに新興国から、サーッとお金が引いていく。その引き潮が怖い。
- 今、それで足元をすくわれている国がトルコ。トルコリラが下がっているのはトルコが利下げしたことが関係している。
- だけど、それと同じぐらい重要なことは、世界の投資家が新興国からお金を引き上げることが怖い。
- 今はベストなタイミングではないかもしれない。下がってもおかしくない。
- 2021/10/17:インドの投資機会
2021/10/16:向こう5年でいえばコアカントリー
インドETFに今から入るのはありでしょうか?PER的には割高水準に来ている気はします。
- 長期で言えば面白いと思っている国は、インド。ベトナム、バングラデシュ、中東諸国、あとロシア。
- インドはずっと一本調子で騰がってきたので少し休憩する必要があると思う。でも、向こう5年ぐらいの取り組みならインドはコアカントリーだと思う。
- PERは常に高いです。だから心配しても仕方ない。
インドなど、新興国をホールドする際、注意点は?
- インドはとりわけインフレに弱い。それは気を付ける必要がある。今はインフレ気味なので心配の種。
- 同様のことはベトナムにもいえる。ベトナムもインフレに弱い。
- その両国はかなり努力してインフレ体質を駆逐しようとしている。
- ある程度、進捗がありました。だけど産油国ではないので…。
- インドもベトナムも少し原油はでるけど、圧倒的に出るわけではないので、そこは懸念だと思う。
2021/10/10:OPECはインドにフォーカス!
世界の石油生産国で増産が自由に出来る国はサウジと米国だけ。サウジは先日「増産しない!」と発表しました。米国では「シェール業者がお行儀よくしているか?」が重要。歴史的にシェール業者は儲かると(青)それを直ぐに増産(橙色)に振り向けた。いまは節制している。
油井の数はあまり増えてないです。とりわけ天然ガスは。
このチャートがすべてを物語っていると思う。
別に中国をdisる気は無い。気の毒だと思うだけ。人口動態の逆風は容易には覆せない。
OPECはもともとマクロ経済調査を行う国際団体としてスタートしたのでリサーチは素晴らしいです。この資料の出典はOPECが毎年発行している「WOO」という長期アウトルックに関する報告書。340ページもある分厚いレポートです。
産油国が長期エネルギー戦略を策定する際の参考資料に使ってもらう事を念頭に入れて編纂してあるので長期予想に関しては他のどの資料より綿密、慎重に編集されています。
OPECのフォーカスは…もう中国じゃありません! インドにものすごくフォーカスしている。
2021/10/03:インドは賃金が安く、人口動態がいい
インド株はまだ良くなりますか?
- 10年単位の長期で言えば、インド株は、中国株よりはるかに、はるかに将来性がある。
- それは、賃金が安いから。人口動態的に若い人が多いから。
- インド人が算数ができるとか、勤勉だとかではない。
- 中国は人口動態が悪い。以前の日本とそっくり。悲観的に見ている。
- 以前はBRICSが新しいグロースと言われていた。今は違う。インドだけ。
- 中国経済は、土木建設などで駆動されている。鉄鋼や石炭の消費ブームを引き起こした。
- 中国が建設からの脱却をするのであれば、銅を輸出しているブラジル、鉄鉱石のオーストラリアも駄目になる。
- でも新興国で素材から遠い国は、インドになる。
- 上海や深圳でアパートを買おうと思ったら年収の35~40倍もする。一生働いてもマイホームは買えない。東京で言うと12倍ぐらい。フロリダは3.9倍。日本もバブル時は30倍ぐらいだった。
- 中国の株式市場、不動産市場は長期にわたってグズグズすると思う。インドのほうが遙かに良い。
インドと同じような人口動態で人口の多いインドネシアを推している方は少ないように見える。なぜ評価が低い?
- インドのほうがいいね。全然違うと思う。
2021/09/26:素材で中国と繋がりがないのはインドだからリスクが少ない
中国恒大集団により、インド株が良くなる?
- 中国株に投資できないと感じているアメリカの機関投資家がいるわけですが、そのひとつの理由は中国株ADRがアメリカ上場廃止になってもかまわないとか、そういう態度に対して、投資家が株主の権利はどうなるのか、誰が保証するのかという私有財産、あるいは会社が仕事として預かっている財産の保全、法的な保護、そういった法的な枠組みが中国という国はしっかりしていない。
- 政府の気分ひとつで、ネット企業をいじめることができるし、廃業に追い込むこともできる。そういうのは良くないというムードにアメリカの機関投資家はなっている。
- 新興国をみまわしたときに、法的な保護という観点からすれば、ロシア株は不安に思う。その点、インド株はかなりがっちりした憲法になっている。
- そういった切り口でインド株を見直すという動きはあるんじゃない?
- 2003年ぐらいにBRICs(ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)がこれからは買いだとゴールドマンが言い始めてブームになったけど、今、中国が投資しにくくなったということになると、ブラジルは鉄鉱石とか資源で中国と密接だし良くない。
- ロシアも資源国なので中国と資源を通じて繋がっている。
- 消去法で中国リスクがないところはインドになる。そういう理由でインド株が買われているんじゃないか?
- チャートはいい形をしている。
インドのETFを買おうと思いますが、11月のほうがいい?
- いやあ、わかりません。
- そんなことくよくよ気にしたってマーケットタイミングなんて上手くいかないと思うよ。
2021/09/20-2:中国の時代は終わった。これからはインド、ベトナム、バングラデシュ
- 中国の時代は終わった。これからはインドだね。
- 見込みのある国は: ①インド ②ベトナム ③バングラデシュ
- このうちインドとベトナムはETFで済ませようと思っている。バングラデシュに関しては良いETFが無い。現地飛ぶしかないかも。
- まず今しっかりGDP成長が出ているということ。
- 次にインフレの抑制にこれら3国は成功しているということ。
- 将来の成長のロードマップがハッキリ描ける。
- ベトナムの弱点は港湾施設がとても貧弱ということ。同じことはバングラデシュにも言える。
- ベトナムとインドは、かつてのインフレ体質を克服しました。
- ブラジル、中国、ロシアはBRICsブーム終焉後のGDPの成長率の減速が激しいです。インド、メキシコ、トルコ、ベトナムは殆ど減速していません。
- バングラデシュのダッカは最近開発が進み始めています。空港近くに新都心が出来つつある。写真はメリディアン・ホテル。そのすぐ裏のビルがダッカ証券取引所。
- トルコは慢性的にインフレ体質なのでピリピリしながら投資する必要があります。バングラデシュはホットマネーの介入は少ないです。
- 今は静観して。なにもしないで。新興国も買いじゃないです!
2021/09/20-1:インドとベトナムがいい
アメリカ以外の国で注目のETFは?
- インドですね。ISHARES MSCI INDIA ETF。ティッカーシンボルは、INDA。
- 日本のネット証券では買えないから、EPI(WISDOMTREE INDIA EARNINGS FUND)でいい。
- もうひとつはベトナムETF。VIET NAM DAIRY PRODUCTS JOINT STOCK COMPANY。ティッカーシンボルは、VNM。
- これもいいと思う。
- このふたつの国が ファンダメンタルズでは良いと思う。
2020/09/18:5年後のGAFAM???
5年後のネクストGAFAMを選ぶとしたら?
- 新興国かもしれないね…。
- わかりません!
2020/08/20:インド株に積み立てるのは博打過ぎる
インドのETFを積み立てるのはどう?
- iDeCoとか積立NISAをやるんだったら、S&P500とか全世界ファンドとかで積み立てる。インドでは積み立てしない。
- でも、インド株が将来面白いかもという可能性はあると思う。
- なぜ、インド株ETFで積立しないかというと博打すぎるから。
- 積立というものは失敗できないものだから。
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