金(ゴールド GOLD)への投資方法まとめ

ゴールドの売買について、まとめておきます。記事上部にゴールドに関するコメント、記事の下部にはゴールド投資方法をまとめました。

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2021/06/29:今後しばらくは良くなりようがない

  • ダラダラ下げている。良くない。この前のFOMCの後で、下げ足を速めている。
  • 目先は失業率の改善ではなく、インフレ退治にフォーカスを移すというメッセージを出している。
  • 金融引き締めをして、金鉱株にとってはマイナスということで売られている。
  • 今後しばらくは、8月にジャクソンホールミーティングもあるし、ニュースフローとしては良くなりようがないということで、他に投資家の資金が離散しているんだと思います。
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2021/06/18:今、ゴールドを持っているということは中央銀行に逆らう行為

  • FRBが方向転換をして、これまでは何が何でも金融緩和というスタンスだったんだけれども、それを改めた。
  • これからはある時点で引き締め始めますよ。「そのうち、ポーンといくからね、気を付けた方がいいよ。よそ見しないでね」というメッセージが今回のFOMCでパウエル議長から引導を渡された。
  • この引き締めサイクルというのは、まだ材料出尽くしではない。終わっていない。これは首のあたりを洗って待っておけという指令。スパーンとやられるのはこれからなんです。
  • ゴールドという原資産が一番輝く瞬間というのは、ヒッチャカメッチャカなインフレ。手に負えないインフレ。それが起きたときにゴールドがバーンとアウトパフォームする。
  • しかし、先日FOMCでパウエル議長が、「労働者?ん〜もうどうでもいい!それよりインフレだな!目先はインフレ退治。これいきますから、よろしく!」ってことをパウエル議長が言った。
  • その後、マーケットどうなった?債券どうなってる?今、長期債の利回りはものすごく下がっていますよね。
  • ということは、債券市場参加者が観ているのは、パウエル議長からのご神託が出た。彼が断固としてインフレ退治するのであれば、インフレは退治されるに違いない…という風に市場参加者は判断している。あるいは、「パウエル議長が引き締めやるのかよ。そうすると景気の息の根が殺される…。そうすると景気がこれから悪くなるかもしれない」という形で債券が買われているのかもしれない。
  • いずれにせよ、これらのシナリオは手に負えないインフレとは全く逆でしょう?だから、FOMCの直後からゴールドがアンダーパフォームしている。
  • なので今、ゴールドを買うということは、”Don’t fight the fed”という格言がウォール街にあります。中央銀行に逆らっても仕方ない。
  • 今、ゴールドを持っているということは、中央銀行に逆らうという行為にほかならない。それは戒めるべきだと思います。
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2020/06/01:ETFは、GLD。これがベスト

金ETFや金鉱株でオススメ銘柄等ありましたらお教え下さい。

  • 一番代表的なETFは、GLD。これがベストだと思う。
  • 金鉱株はいろいろあるが、一般論で言うと、北米金鉱株はバリック(GOLD)、ニューモント(NEM)、アグニコイーグル(AEM)あたりは割高に取引されています。
  • だから、南アの金鉱株ほうが割安だと思う。具体的には、アングロゴールドアシャンティ(AU)、ゴールドフィールズ(GFI)、ハーモニー(HMY)あたり。
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2020/05/01:強気だけど限度がある

リーマンのとき、金融緩和後、金と金鉱株が暴騰したけど、どう?

  • 基本的には強気で考えている。
  • FRBの金利は実質0%。今、彼らがやっているのは、社債やローンを買う。地方政府が降り出す借用証書や手形を持ち込んできなさいといった形で、資金繰りに困っている人たちにキャッシュを放出する政策が主流になっている。
  • 利下げという材料はゴールドにとって強気だけど、政策金利が0%なんで、その面に関して今後グッドニュースはゴールドには出ない。強気には考えているけど限度がある。

2020/03/25:セオリーどおりにいかない場合もあることに気を付けて

ゴールドいかがでしょうか?

  • 基本的には強気です。いいと思う。FPBが思いっきり金融緩和しているから。ゴールドにとってプラスだよね。
  • しかも政策金利は0-0.25%とゼロ金利になっている。ゴールドは配当や利子が付かない。普通の環境では銀行預金より不利といわれているが、ゴールドのもつディスアドバンテージが一切なくなった。その意味ではゴールドはいい。
  • 実際、リーマンショックの後も、一番最初に逆行高しはじめたのはゴールのセクター。その意味ではゴールドに注目している。
  • しかし、今の状況は投信の解約、ヘッジファンドの解約などが相次ぐと予想されている。
  • そうした状況の中で、ファンドマネージャーはキャッシュポジションを高めて解約に備える。これまでやられてきた銘柄やセクターだけではなく、利が乗っているセクターや投資対象、たとえば米国債はこういう展開だったのでキャピタルゲインがたんまりあるわけだけど、そういうものほど解約に備えた売りになる。
  • ようするにキャッシュポジションを高めようとする動きによって売られる局面がある。ゴールドもそのキャッシュポジションを高める売りにひっかかり、このところちょっと売られていた。
  • セオリーどおりでいえば、ゴールドは当然買われなければいけないけど、セオリー通りにいかない場合もあるということに気を付けてください。

2020/03/17:いずれ戻ってくる

  • ゴールドを巡るファンダメンタルズは良い。金利が下がっているから。でも、先週あたりからの相場付きがちょっと変わってきている。
  • たとえば長期債ですら売られた。それが緊急利下げに踏み切った理由になったわけです。
  • 何が起きているかというと、あまりにもあちこちでやられているので、ファンドが解約に備えるために利が乗っている部分が限られている。
  • 長期債やゴールドは利が乗っていた数少ない投資先だった。
  • だからそういうものからも売ってキャッシュを作らなければならない。そういう流れだったと思う。
  • 良いものでも強制的に売られるという状況は続かないと思う。
  • 金利が低い環境ではゴールドがいい…という普通の投資ロジックに基づいた資産価格の動きに、いずれ戻ってくると思う。

2020/03/06:金利が下がっているのにゴールドもなぜ下がったか?

(FRBの緊急利下げの発表を受けて)ゴールドが下がっているのはなぜ?

  • たぶんマージンコール(追証)が出ているから
  • 今みたいにいろんな原資産が点でバラバラ、しかも大きく相場が動いているとき、たとえば株でやられたのでマージンコールに応じるため、他のアセットで売れるものから売っているということだと思う。
  • 通常であれば利下げの時にはゴールドは買われなければいけないが、理屈に反して売られているのはそういう事情だと思う。
  • 同様のことは先週後半の米国財務省証券、つまり米国債のマーケットにも言える。なぜ米国債があれほど売られたか。利回りが上昇したか。そのひとつの理由は米国債だけが利が乗っているアセットクラスだったからだと思う。

ゴールドの生産と需給

地上に存在するすべてのゴールドは約20万トンある。

うち47%はジュエリーで9.3万トン。金の延べ棒やコインは4万トンで全体の20%。中央銀行の金庫にあるゴールドは3.4万トン、全体の17%。ETFは頻繁にトレードされるが3,800トン、全体の1%しかない。その他、行き先不明のゴールドが2万8千トンぐらいある。全体の14%。

金鉱会社がゴールドを生産することにより新しい供給がもたらされる。年間、1.8%成長ぐらいです。

足元の需要

中国やインドからの買いが年間1,500トン、36%。ETFが400トンで大きなバイヤー、延べ棒やコインに対する需要は180トン、中央銀行が650トン。

中央銀行の場合は、外貨準備をどういう通貨で保有するかという選択になる。これまではドルを外貨準備で保有するのが多くの国の選択だった。

最近、米中の関係が悪い。中国はドル以外で通貨分散を進めている。ドルを売って、ゴールドに乗り換える動きをしている。ここ数年、ゴールド買いの動きを急いで進めている。

1988-2002年ぐらいまで、中央銀行はずっとゴールドを売っていた。準備資産としてのゴールドは良くないという考え方があった。

それが手のひらを返したように変わり、2005年ぐらいから猛烈なバイヤーになっている。近年、ゴールドの需給がしまっているひとつの理由は中央銀行による買いがあると思う。

ゴールドを買っている国と機関の割合

買いの本尊は、中国、インド、中東などの国々。需要に占める内訳は、中国は27%、インド23%、中東10%です。

機関投資家のゴールドに対する投資の考え方にも、変化が生じている。

機関投資家は普通の株式や債券だけではなく、ヘッジファンド、プレイベートエクイティファンドなど、リスク修正後のリターンを向上させるような非伝統的資産へのポートフォリオ分散をすすめている。

なぜならゴールドには、マーケット急落時にポートフォリオ全体のリスク修正後リターンを改善する効果があるから。

ゴールドの長期パフォーマンスは株式投資に遜色ないです。過去50年間の年間平均リターンは10%。株式に匹敵しています。

ゴールドのパフォーマンスが良くなるとき

ゴールドのパフォーマンスが良くなるのはどんな時なのか?

低金利・世界景気が悪いとき

ゴールドは低金利の時に他の資産をアウトパフォームする。

世界景気が悪くなるとき、利下げをする国が増えてくる。それはゴールドにとってプラス。

世界にリスクがあるとき

一例として、中国で中小企業が次々に倒産するようなリスク局面ではゴールドがアウトパフォームします。

ゴールドが高値になる局面とは

(2020年は)FRBが政策金利を0-0.25%に設定しているから。そして、新型コロナで景気が悪いから。

ゴールドには利子・配当がない。すると市中金利が高いときには、利子や配当がない分人気が出ない。

でも今はゼロ金利だから、ゴールドに投資することにより利子を失う心配が要らないから相対的な魅力が上がっている。

金利上昇は×なのに、インフレヘッジになるのはなぜ?

「ゴールドは今後インフレヘッジ資産として、今後買われていくかもしれない」「金利上昇はゴールドにアゲンスト」矛盾してない?

  • ゴールドに対する弱気意見は、ゴールドは株みたいに配当がつかない。だから他の銘柄にインカムゲイン(配当)がある場合は、ゴールドだけ利子が付かないので機会損失になる。それはそのとおり。
  • でも、実際にインフレが起こり始めれば、実物資産としての魅力というのはある。たとえば、値上がりしている穀物・銅・材木などと同じで、ゴールドも実物資産だからインフレヘッジになりうるというロジック。
管理人
管理人

金利上昇によるアゲインストと実物資産としての魅力。ん〜、さじ加減が難しそうで、わかりにくい。。。

ゴールドへの投資方法

ゴールドへの投資方法は、ETF、個別株、現物になると思いますが、オススメはETFになります。

ETFでゴールドを買う

一番簡単なのはETFを買う。このやり方がお手軽。金価格そのものに投資したい場合はこれが良い。

SPDRゴールドシェア(ティッカーシンボル:GLD)というEFTがあり、NY市場に上場されておりアメリカ株を買うやり方で買える。これが簡単。

そのほか、金鉱株のETFを買うやり方もある。代表的な金鉱株ETFには、ヴァンエックベクトル金鉱株ETF(ティッカーシンボル:GDX)。ヴァンエックというのは運用会社の名称。規模としては中堅ですが老舗の運用会社。産金会社のなかでも大型株を組み入れている。

つぎに小規模な産金会社を組み入れているETFもある。ヴァンエックベクトル中小型金鉱株ETF(ティッカーシンボル:GDXJ)。中小型株になるので少し値動きが荒っぽい。

産金会社(ゴールドを生産している会社)の個別株を買う

個別に産金会社の株を買うやり方もある。

代表的な銘柄ではアメリカ最大の産金会社でニューモント(ティッカーシンボル:NEM)、比較的生産コストが高くて業績変化率が大きい(オペレーティングレバレッジが大きい)のは南アフリカの企業でアメリカに上場されているアングロゴールドアシャンティー(ティッカーシンボル:AU)もある。

金鉱株のリスクについて

オペレーションリスク(操業リスク)、環境問題リスク、財務リスク、政治リスク、確認埋蔵量見積が間違えるリスク、政変リスクがある。それを踏まえた上で投資する必要がある。

ゴールドそのものと産金会社に投資する違い

金価格が上昇している局面では、往々にして金価格の上昇率よりも金鉱株の株価上昇のほうが早い。その理由は、オペレーティングレバレッジと呼ばれる現象があるから(生産コストが高くて業績変化率が大きいから)。

逆に金価格がするすると下落する場合、金価格の下落よりも金鉱株の価格下落がひどい。金価格が下がっているときには、金鉱株を買ったまま放置してはいけない。

オペレーティングレバレッジについて

産金会社が地中から1オンスの金を掘り出すとき、ブルドーザーのお金やワーカーの賃金コストが発生する。産金にまつわるすべてのコストをAISC(All-In Sustaining Costs)という。

AISCが高い企業ほど、なかなか利益が出ない。このことを会計用語では損益分岐点が高いという。つまり、高コスト体質だということ。

逆に言えば、高コスト体質な企業は、それ以上に金価格が上昇した場合、利益が面白いようにするする伸びる。つまり、利益の伸び率でいえば、高コスト体質企業のほうが利益が鋭角的に伸びやすい。要するにボロ株のほうが面白い。これがオペレーティングレバレッジと呼ばれる現象。

代表的な産金会社のAISCデータ(2020/07/02)

一番高コスト体質なボロ会社が南アフリカのハーモニー(ティッカーシンボル:HMY)。AISC(採掘コスト)は1,207ドル。今、金価格は1,800ドル(2020年7月時点)なので、採掘1,207ドルということは利益が出ているということ。

次に採掘コストが高い企業は、南アフリカのゴールドフィールズ(ティッカーシンボル:GFI)。採掘コストは、1,098ドル。

3番目以降の採掘コストが高い企業順は、南アフリカの企業でアングロゴールドアシャンティー(ティッカーシンボル:AU)で、採掘コストは992ドル。カナダのキンロスゴールド(ティッカーシンボル:KGC)。採掘コストは983ドル。アメリカのニューモント(ティッカーシンボル:NEM)、産金コストは966ドル。カナダのアグニコイーグル(ティッカーシンボル:AEM)、産金コスト938ドル。カナダのバリックゴールド(ティッカーシンボル:GOLD)、産金コスト894ドル。

金鉱株のバリエーションを確認する

これらの銘柄の株価、時価総額、それぞれの企業が持っていると思われる地下に眠っているゴールド、それのことをリザーブというが、リザーブの量で割り算して、バリエーションを確認する方法がある。

時価総額÷確認埋蔵量(リザーブ)を計算すると、眠っているゴールド1オンスに対して、株式市場の投資家は何ドルを株価に払っているかということが出てくる。

一番低い銘柄は、ハーモニー(HMY)。60.80ドル。ゴールド価格は今1,800ドルと言ったが、1,800ドルをそのまま買うやり方があるけど(これは良い買い方)、今、ハーモニー株を買ったら、わずか60ドル払うだけで1,800ドルしているゴールドを支配することができる。

つまり、地上にある金の延べ棒を買おうと思ったら、1,800ドル払わなければならない。けれど、ハーモニーの株を買うことにより、地下に眠っているまだ生産されていないゴールドを支配するならば、60ドルで買えるという話をしています。オプションみたいなものだよね。

なぜ、同じゴールドなのにそんなに価格差があるかというと、1,207ドルもかけて1オンスのゴールドを掘り出さなければならないという高コスト体質に対して投資家が嫌気しているから。だから地下に眠っているゴールドは二束三文で売買されいているという理解になる。

そのほかの企業の「時価総額÷確認埋蔵量(リザーブ)」の数値をいうと、ゴールドフィールズ(GFI)171.5ドル、キンロスゴールド(KGC)274.2ドル、アングロゴールドアシャンティー(AU)275.5ドル、ヤマナゴールドAUY416.1ドル、ニューモント(NEM)495.5ドル、バリックゴールド(GOLD)671.7ドル、一番高い評価を受けているのがアグニコイーグル(AEM)697.3ドル。

一番割安な株はハーモニー(HMY)60.80ドル。一番割高なのがアグニコイーグル(AEM)697.3ドル。だから10倍以上の差があるということ。

トレードのポイントとしては、金価格がどんどん上昇するという強気であれば、ハーモニーを買って下さい。もし、これからあがったり下がったりして、紆余曲折あるだろう、ちょっと心配だということであれば、アグニコイーグル(AEM)を買った方が良い。そういう風にこれらのデータを使うべき。

 

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