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デッド・キャット・バウンスで10%以上の利益を狙うトレーディング方法 (1月効果 Dead cat bounce)

デッド・キャット・バウンスによる短期トレーディング方法があります。

このデッド・キャット・バウンスを利用すれば、1回転(10〜20%、大きく考えれば30%)ぐらいの利益は短期間で出せるというものです。

結論からいうと、こんなトレード方法になります。

  1. 前提条件:年前半に相場が高く、年後半に相場の地合が悪化した年のトレード方法であること
  2. 銘柄選定:その年のIPO銘柄で大きく値を崩した銘柄を選ぶ
  3. トレード日:12月の最終取引日か1月の最初の立会日で買う

デッド・キャット・バウンスは、有効なトレーディング手法であり、知っていたほうが得です。デッド・キャット・バウンスについて、じっちゃまの解説を元に掘り下げてみます。

なお、この方法は当然ながらリスクが伴います。言葉のニュアンス、発言背景、そのときの相場の状況などもふまえ、よく熟考する必要があります。

なお、この記事は、2018/12/29、2020/12/20、2021/01/04のライブを参考にしています。

管理人
管理人

必ずしも儲かるなんていう甘い話ではありません。すべて投資は自己責任でよろ。

デッド・キャット・バウンス (Dead cat bounce)とは

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「デッド・キャット・バウンス(ライブでは「1月効果」と言っています)」とは大きく売られた小型株が1月になると急に見直されて急騰する現象を指します。

それが起こる理由は、節税のための損出し(タックスロス・セリング)です。

ここでいう「1月効果」とは、いわゆる「デッド・キャット・バウンス(Dead cat bounce)」のこと。「デッド・キャット・バウンス」とは、ウォール街の格言のひとつです。死んだ猫でも高所から落とせばまるで生き返ったかのように跳ね上がることから、こう言われています。

「タックスロス・セリング」が1月効果を生む

アメリカの税制ではキャピタルロス、すなわち株式投資の実現損はその年の実現益から引き算することができます。

多くの実現益が出た年、キャピタルゲインを税金で持っていかれるより、この際やられになっている株を売却して、実現損を出すことで納税額を軽減した方が有利なのです。

1月効果(デッド・キャット・バウンス)が現れる銘柄とは?

管理人
管理人

以降、じっちゃまの説明が正しく伝わるように、デッドキャットバウンスを「1月効果」として、まとめています。

「1月効果(デッド・キャット・バウンス)」は流動性の低い小型株に見られる現象です。大型株ではあまり堅調には見られません。

その年に IPO した銘柄で、上場後急落した銘柄ほど、処分売りの対象になりやすいと言われています。

「1月効果」は、キャピタルゲインが多く出た年に顕著に見られるとウォール街関係者から考えられています。

  1. 年の前半に相場が高い
  2. その過程で大きく利食いした
  3. しかし年後半に相場の地合が悪化

このようなケースでは、翌年の「1月効果」が大きくなる言われています。

1月効果(デッド・キャット・バウンス)の狙い方

「1月効果」をトレードするには、その年の IPO で大きく値を崩した銘柄を選びます。

特に年末にかけて売りが加速してるようなチャートは、実現損を出すための売りを示唆しています。

そして選んだ銘柄を12月の最終取引日か1月の最初の立会日あたりで買います。

管理人
管理人

「12月の最終取引日か1月の最初の立会日の購入」という説明については、そのとおり当てはまらないケースがあり注意が必要です。詳しくは後述していますのでそちらを参考にしてください。

「1月効果」は、すぐに来てすぐに消えてしまう、つかの間の現象です。トレードする場合は、一回転取れればすぐ降りる必要があります。

管理人
管理人

1回転とは、10〜20%ぐらいの利益、大きく取れても30%ぐらいと捉えています

「1月効果」による株価の中心は、2日ないし3日続くこともあります。しかし3日以上続くことは極めて稀。

したがって、上がらなくなったら、すぐに処分する必要があります。

「1月効果」が来そうな銘柄を仕込んでも、全然動かない場合もあります。

その時は1月15日を超えて、まだかまだかと待っていても駄目です。
すぐ処分すべきです

「1月効果」は徒花に過ぎません。こればかりを狙ってポートフォリオをゴミ株だらけにしないことが大切です。

要注意!1月効果(デッド・キャット・バウンス)を狙うタイミングについて

ここまでが、じっちゃまの説明です。

選んだ銘柄を12月の最終取引日か1月の最初の立会日あたりで買います。

このように説明されていますが、これは鵜呑みにできません。

たとえば、2020年12月。デッドキャットバウンス効果を狙える銘柄として紹介されていたルート(ROOT)。

これ多分今年 IPO された色んな銘柄の中で、中国のボーキー(BQ)っていう銘柄があるんだけども、それと並んで一番アンダーパフォームした株がROOT。

だから年末年始12月のどこか、あるいは1月の頭ぐらいに盛大にリバウンドすると思います。ものすごく割安で取引されてると思う。会社の中身は僕はしっかりしてると思う。

上記は2020/12/20のライブでの証言でした。

root

ところが2021年1月4日のライブでは、視聴者からこんな質問が。

ルートいつ売ればいいんでしょうか?えぇっ!300万円の損失になってる?どこで買ったんだよ!何か非常によくわかんないんだけど…普通だったら儲かってるはずじゃない?大部分の人が多かったと思うんだけども、すごい出遅れて乗ったのかな?

今だったらもうブレイクアウトした最初の起点に近い水準まで下がってきてるんで、今から売ってもしょうがないんじゃないの?

なんていうやりとりが。

ROOTがデッドキャットバウンス銘柄として紹介されたのが12/20でしたが、楽天証券での取り扱いがなく、出動が遅れたのではないかと推察します。

でも、よく考えてみると、冒頭に説明したとおり、12月の最終取引日か1月の最初の立会日で買うというルールは守れています。

結局、先ほどのチャートのとおり、1月最初の立会日で買っていても利が乗っていきました。めでたしめでたし。

まとめ

じっちゃま
じっちゃま

でもなんかあれだよね、トレードがきびきびしてないと思うよ。そもそもトレードしないというストラテジーもいいやり方なんで、必ずしも全員がトレーディングに向いてるとは思わないよ僕は。

じっちゃまからは厳しいコメントが出ました。ここで言いたいのはじっちゃまに対する批判ではありません。

言いたいのは、すべて、その時、その時の瞬時の対応がトレードには欠かせないということ。

ダラダラやっていては、儲かるものも儲からない。相場は自分の都合では動いてくれません。じっちゃまの話を聞いていると、僕らが思っている以上にスピーディーな発想の転換が、相場には必要なんだと痛感します。

そうでなければ、確実にずっこけます。

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