EQTに関するじっちゃま金言まとめ
2022/02/13:後回しにしたい銘柄
EQTはシェールでは最大手クラスだけど、内容的にはそれほどよくない。後回しにしたい銘柄。
2022/02/05:いまは天然ガス関連株ではなく石油株を優先して!

じっちゃま
いまは天然ガス関連株ではなく石油株を優先して! 天然ガス価格は↓、石油は↑の動きだから。
石油への連動性の高い株は: ペトロブラス(PBR) コスモス(KOS) コンチネンタル(CLR) などですね。 天然ガスへの連動性が高い株は: アセロス(AR) サウスウエスタン(SWN) などですね。
オイルメジャー(=大手)は、石油と天然ガスの両方やってます。
アンテロ(AR)な。痴呆出たワ。
きょう一日をMaxに生きれば…それで十分じゃん? WTIが新値つけてんだよ! 滅多にあることじゃない。 「ハッ!」と気付けよ、その重要性に。 キミらは、相場に真剣に取り組んでない。
実は先週金曜日に石油株から降りた時、先駆けして値に伸びきった感のあるPBR、PXD、FANG、CVX、XOM、TDWなどを蹴り出しました。そして未だブレイクアウト・ポイント付近をウロウロしている出遅れ株に昨日リロードしました。
WTIが100ドル目指して一目散の展開。
2021/11/01:【重要】資源株決算の見方

資源株の決算はどこをみたら良いですか?
- まず「良い決算」は大原則。とても重視しています。
- でも「良い決算」を出すことが決定的に重要かどうか? は、その企業が若いか?壮年か?ということで大きく変わって来ます。
- このように初々しい期間は、すべてがデリケート。だからそういうもじもじはじらうような時期に「良い決算」出せない会社は、すぐに投資家からポイされます。機関投資家はそこまで暇じゃありません!操を立てない相手に、いつまでも執心しません!
- これに比べてオールドエコノミーの株は長年連れ添った夫婦みたいなもんです。ちょっと顔色みりゃ(きょうは機嫌が悪いな)とか、すぐわかる。 こういう関係というのはスリルとコーフンは無いけれど……安定していて、ちょっとのことでは壊れません。
- 老夫婦にだって青春はあったわけで、いま「ブルーチップ」と呼ばれているエクソンとかP&GとかJNJという株にも来る決算、来る決算、「良い決算」を出しまくり、急成長した時期があるんです! その長期でのトラックレコードがあるから、投資家は愛想を尽かさない。
- だからエクソンやシェブロンが少々決算をしくじっても、投資家は性急にそれらの株を売ることは、しない。 特に石油株や資源株は売っている商品そのものが市況に左右されるコモディティーです。神様でもない限り、原油価格の先行きや銅価格の先行きはアナリストには当てられない。
- それは別の見方をすれば「市況株の決算予想数字はアナリスト間で、とっちらかっている」ということです。これに対しハイテク株の場合は予想数字が団子になっている。 決算はずした場合、団子になっている予想数字から外れた場合のほうが、こっぴどく売られる。
- 石油株の場合、これに加えてさらに不確実要因があります。たとえば将来の生産分を先物などでどれだけヘッジしているか? によって、市況価格が騰がってもEPSはそれほど上がらない場合もある。ヘッジに関してはていねいに開示している企業も多いけど、不親切な会社も散見されます。
- 原油価格が下がった場合、不採算になった油田を評価損で落とさないといけない場合が出てきます。そのケースでは特損を計上することになります。これをアナリストが事前に予見することは至難の業。
- 石油株、鉱山株の決算が予想から外れた場合、かならず「生産量」と「平均販売価格」に分解し、「どこで予想からずれた?」を検証してください。おうおうにして、生産量はしっかり確保したものの、市況が軟化して販売単価が悪かったことが多い。
- これなんかは会社の責任とは言いにくい。
- それからその企業が「配当を維持しつづけているか?」にも注目して。
- なぜなら足下の決算が少々下ブレしても、経営陣が(これはすぐ元に戻る)と思えば減配しないから。そして配当をしっかり確保できるだけのキャッシュフローを生んでいれば、決算の少々のミスはめくじらたてるべきでない。
- むしろ安定的な配当、そしてその裏付けとなる潤沢なキャッシュフローを買うというノリで、インカムゲインを手掛かりに石油株を買うのが王道。
- 現在のようにスルスル原油価格が上昇している局面では、①インカムゲイン狙いの投資家から、②値幅取りのモメンタム投資家へと物色の主体が入れ替わることが多々あります。②の連中は、含み資産などに注目しながら買い上がってゆく。
- たとえば、いま世界でいちばん利益を出している企業であるサウジ・アラムコなどは典型的な資産株です。なぜなら確認埋蔵量が多いから。
2021/10/25:原油の在庫が増えた要因、それは…
暖冬です。暖冬は、甘く見るべきではない。あと精製処理の遅れは9月にルイジアナにハリケーンが2回来たから。
2021/10/16:物色の中心はプライシングパワーがあるものに。特に、エネルギー銘柄にフォーカスすべき
- 物色の中心はプライシングパワーがある企業、特にエネルギーとかにフォーカスを移していくべきだと思う。
- 具体的にはダイヤモンドエナジー。テキサス州の西の方にパーミヤンという地層がある。そこを中心にシェールオイル、シェールガスを生産している会社。
- チャートは綺麗に緑色のカップがでて、今は柄の部分、売りが買いに変わる瞬間。上値抵抗が下値支持線に変わるところにある。
- 二つ目の銘柄は、ナチュラルリソーセズ。これも西テキサスのパーミヤンという地層でシェルガス、オイルを生産している。こちらもブレイクアウトした後で、ピボットが出たところにいる展開。これも新値追いの展開。
- 三つ目の銘柄は、アンテロリソーセズ。これはマーセラスという地層で主に天然ガスを生産している。マーセラルというのはアメリカ東部、つまりバージニア州とウエストバージニア州あたり、それからペンシルベニア州にまたがる地層で天然ガスを生産している。
- シェールで天然ガスを生産している最大手はEQT。2番目はエクソンモービル。3番目はサースウエスタンエナジー。4番目がアンテロリソーセズ。会社の規模としては、アンテロはあまり大きくない。
- なぜアンテロのチャートが一番良い形をしているかというと、将来のヘッジ率が一番少なくて、目先の天然ガス価格のアップサイドを最も享受しやすいから。
- 石油株ではBPが良いチャートをしている。これもカップウィズハンドルの柄の部分。
- 船関係ではLNG船の銘柄で、フレックスLNG(FLNG)もいいと思う。
- 石油精製品の製品タンカー銘柄では、トーン(TRMD)も面白い。チャートはあまり良くないけど、相場は非常に若い。
2021/10/11:インフレによるコスト増を価格に転嫁しやすい企業を買え!
2021/10/10:シェールとは何か?
2021/10/09:天然ガスの需給が引き締まっている理由
- ちなみにロシアとドイツを結ぶノードストリーム1は既に稼働中です。
- ノードストリーム2がフル稼働すればガスプロムの売上高は10%程度UPすると思います。
- その場合、欧州における天然ガスのひっ迫は、かなり緩和されると思います。
- 石油もそうですけれど、天然ガスも世界の年間需要は±5%も動けば大変動です。逆の見方をすれば、ほんのちょっとした需要や供給の変化が、途方もない価格変動を招きます。逆にそれが是正されるのも速いです。
- だから「長期に渡って…買い!」とか、そういう風に無駄に強気観、弱気観を抱くのはおっちょこちょい。あくまでも価格を睨みながらクリクリとトレードしてゆくべき。
- 天然ガスの供給の大部分(=8割以上)は長期契約です。スポット市場での価格は、薄い板の中で動いている。玉を届ける経路、手段も、極端に限られている。そういう薄商いの中でついた値段だということを、くれずれも忘れずに!
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