コムストック・リソーシズについて
天然ガス価格が暴落後の2023年2月に注目銘柄のひとつとして、じっちゃまが紹介した。米国の天然ガスはヘンリーハブの火災事故によって、価格が大きく下落。その後、再開されたタイミングでの紹介でした。それが何を意味するのかは、じっちゃまフリークの間では有名なお話です。
コムストック・リソーシズに関する金言
2023/05/02:第1四半期決算
Q1 FY23
EPS 予想$0.35 vs $0.33 ❌
売上高 予想$463.146M vs $489.578M ⭕️ YoY -6.7%
– 第1四半期の生産量は11%増の1,414MMcfe/日
– 石油・ガス売上:3.9億ドル
– 営業CF:2億5,500万ドル、希薄化後1株当たり92セント
– 調整後EBITDAX:2億9,300万ドル
– 調整後当期純利益:9200万ドル、希薄化後1株当たり33セント
– ヘインズビルおよびボシエ・シェールにおいて、18本(13.7本)の掘削に成功。当四半期に平均横方向長さ12,075フィートの水平井戸を掘削。
– 前回の電話会議以降、15件(純増9.8件)のオペレートを実施。平均初期生産量は日量23MMcf
– 最近、当社で3本目の試掘に成功し、販売を開始
ガイダンス
– 2023年に2リグプログラムで西ヘインズビル鉱区の調査を掘削の成功率をあげるために継続する。
– 2023年のガス価格下落に対応するため、より少ない掘削活動を行い、採掘量を削減することで、生産量を調整し、需要と供給のバランスをとりながら、効率的に経営する
– レガシーヘインズビルのフットプリントで2基のオペレートリグをリリースし、生産を縮小させる。
– 現在のガス価格でも強固なバランスシートを維持することに重点を置く
– 潜在的な支出を最小化するために、活動レベルを評価し続けます。
– 業界最低水準のコスト構造で、納得のいく掘削リターンを実現
– 現在の四半期配当12.5¢を維持する計画
– 15億ドルの強力な財務流動性
Q2 2023
生産量 1,375-1,435 (Mmcfe/d)
FY2023
生産量 1,425-1,550 (Mmcfe/d)
2023/03/01:ターゲット価格
ターゲット価格はどれぐらいになるのか?それは…。。。詳しくはOMUSUBI-chにて(44:19付近)。


他にも天然ガスの市況(14:30)、CRKのShort費率について(53:23)も参考になります。
2023/02/17:今後は鋭角的に業績を回復させてくる可能性が強い
コムストックは、アメリカのシェールガス生産会社。この会社は天然ガスに特化している。ルイジアナ州とテキサス州にまたがるヘインズビル・ボシエでシェールガスを開発している。
ヘインズビル・ボシエは、アメリカのシェール生産地としては格が落ちる地域と認識されてきた。天然ガスについては、一番人気はアパラチア山脈に近いマーセラスのほうが人気があった。なぜ、ここ最近ヘインズビル・ボシエが注目されているのか。
その理由のひとつに、アメリカの液化天然ガスの輸出基地であるルイジアナで事故があって、LNGの出荷が一時止まっていた。その結果として、天然ガス(価格)がダブついて天然ガス各社の業績が低迷した。そういう背景がありました。しかし、LNG輸出施設が復旧して動き始めているので、今後は鋭角的に業績を回復させてくる可能性が強い。
ルイジアナ州には全米のパイプラインが集積しているヘンリーハブがある。そのお膝元でコムストックはシェールガスの生産を行っている。そのため、輸送費を含めたトータルコストがローコストである。
2023/02/15:第4四半期決算 EPS、売上高OK
Q4 FY22
EPS 予想$3.53 vs $3.76 ⭕️
売上高 予想$583.721M vs $922.384M ⭕️ YoY +40.7%
天然ガス売上高:$740.32M(YoY+15.3%)
石油売上高:$1.273M(YoY-90.5%)
ガスサービス:$180M(前年なし)
平均ガス価格:$5.57(前年同期$5.57)
ヘッジ含む平均ガス価格:$4.19(前年同期$3.00)
営業CF:$434.480M (YoY+24.2%)
生産高:1,445Mmcfe/day YoY+7%
調整済み EBITDAX の合計:$478.102M(YoY+61.1)
ガイダンス
Q1 FY23 生産高: 1,375 ~ 1,435(Mmcfe/day)
FY23 生産高: 1,425 ~ 1,550(Mmcfe/day)
✅ 2023年に2基のリグを投入。引き続き西部ヘインズビル油田のリスク低減と掘削を実施予定
✅ 2023年のガス価格下落環境に対応するため掘削活動レベルを管理
– レガシー・ヘインズビル・フットプリントで稼働中の2基のリグを解放。
– 現在のガス価格で強固なバランスシートを維持することに注力。
– 営業キャッシュフローで掘削プログラムに資金を供給する予定。
– 業界最低水準のコスト構造で現在の天然ガス価格でも十分な掘削利益を確保。
– 現在の四半期配当12.5セントを維持する予定。
– 16億ドルの強力な財務流動性
2023/02/12:コムストック・リソーシズについて

2023/02/11:株価が下がっていた理由とは

去年、液化天然ガスの輸出基地が…

22年6月に米フリーポートLNGで火災がありましたよね。詳しくはOMUSUBI-chにて(30:17付近)

2023/02/08:なぜ割安で放置されている?

コムストックは、来年再来年の天然ガスをヘッジして持っている。しかも、ルイジアナ州に鉱区があるよ。これ注目。

先物取引も勉強しなきゃいけないですね。詳しくはOMUSUBI-chにて(55:53 および 1:12:18付近)

コメント