アードモア・シッピングについて
アードモア・シッピング(Ardmore Shipping Corporation)は、世界中で石油製品や化学品の海上輸送を行っている会社。2013年5月14日にAnthony Gurneeによって設立され、大西洋に浮かぶバミューダ諸島のペンブロークに本社を置いています。プロダクトタンカー銘柄として、じっちゃまライブで取り上げられた銘柄のひとつ。
アードモア・シッピングに関するじっちゃま金言
2021/11/12:今後は改善すると思う
- プロダクトタンカーですね。精製された製品を輸送するタンカー会社。
- 市況は今まで悪かったけど、今後は少し改善すると思う。
2021/10/28:原油の在庫が増えた要因、それは…
暖冬です。暖冬は、甘く見るべきではない。あと精製処理の遅れは9月にルイジアナにハリケーンが2回来たから。
2021/10/27:プロダクト・タンカーの出番
- 中国のガソリンスタンドでディーゼルを買い求める人の行列。
- 石炭不足で発電できずジェネレーター(簡易発電機)の利用がUP。そのジェネレーターの燃料であるディーゼル・オイルがガソリンスタンドから姿を消している。
- 中国はディーゼルの輸入を急いでいます。プロダクト・タンカーの出番。
2021/10/20:今から資源株、金鉱株に乗れば…
- おおまかに言ってインフレは55年周期でピークをつけています。いまは上昇局面に入ったばかり。
- 次のピークは2035年。
- いまから資源株、金鉱株乗れば、「相場の1階部分」から参加できる。
- アンテロ(AR)
ブエナヴェンチュラ(BVN)
ダイヤモンドバック(FANG)
コスモス(KOS)
パイオニア・ナチュラル・リソーセズ(PXD)
トランスオーシャン(RIG)
サコス(TNP)
トーム(TRMD)…… - 日本の入国が緩和されると太平洋路線が動き出します。欧州は一足先に米国がEUからの観光客受け入れを発表しています。国際線のジェット機が飛び始めるとジェット燃料も届けないといけない。プロダクト・タンカーの出番です。
- コンテナ船もバラ積み船もタンカーも、去年はslow steamingと言ってわざとゆっくり航行していたけれど、いまは全速力で運行しています。CO2を沢山排出すると言う点でも好ましくないし、船舶燃料もがんがん費消している。 プロダクト・タンカーの出番です。
2021/10/16:石油精製品タンカーの市況について
- プロダクトタンカーと言われる。これまでの世界の石油ビジネスはサウジアラビアとか、アフリカとか、そうしたところで石油を掘る。
- 黒いドロドロした原油をクルードという。クルードタンカーに積んでアメリカ、ヨーロッパ、日本などの消費地にもっていく。
- 消費地にある製油所で原油を精製し、ガソリン、ジェット燃料、化学製品にしたりしていた。
- しかし、うちの近所で石油精製などしてほしくないという先進国のわがままがある。
- たとえばカリフォルニア州は慢性的に石油精製キャパシティが不足している。新規の製油所を建てることができない。カリフォルニアは、ガソリンなどの精製後の完成品を他の州から輸入している。
- 同様に、日本でもヨーロッパでも老朽化した製油所はどんどんシャットダウンして、取り壊している。新規の製油所は建たない。製品を輸入することがだんだん主流になっている。
- 今、世界では、石油精製品の比率は35%ぐらいまで上がってきている。昔は10%でした。
- 製油所はクエート、サウジアラビア、ナイジェリアといった原油が取れる国で、大きな製油所工場を建てて、そこで精製品にして、それをタンカーで運ぶことがトレンドになっている。
- しかし、その製品タンカーの数は不足している。
- 銘柄としては、トーム(TRMD)。アードモアシッピング(ASC)も製品にまつわる関連銘柄。一番良い銘柄は、トーム(TRMD)だと思う。
- 今は、コンテナ船を一生懸命作っているので、LNGタンカーも作れないし、製品タンカーも作れない。
- タンカーの新造船自体が、グローバルキャパシティーの6%ぐらいしか新規追加がない。その一方で、排ガス規制などに適合しないタンカーが1年間に30隻ぐらいスクラップされている。
- 新しいキャパシティは2%ぐらいしか増えていない。それに対して需要はドラマチックに変わっている。
- 製品タンカーがものすごく不足する状況が近く起きると思う。
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