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YPF(YPF SOCIEDAD ANONIMA ティッカーシンボル:YPF)



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YPFについて

YPFはアルゼンチンのブエノスアイレスに本社を置くアルゼンチンの政府系石油会社。100年の歴史を持つ。

アルゼンチン、アンデス山脈近くにあるバカムエルタ(Vaca Muerta)と呼ばれる巨大なシェール鉱区を開発。

アルゼンチンで取れる石油と天然ガスの35%を生産し、生産高ベースで国内第1位。

じっちゃまは「ラクに儲かるところで相場を張る」ため、今後の金利上昇局面と経済再開後の社会情勢を睨みつつ、エネルギー株×バリュー株の組み合わせを想定して紹介したと想像する。

YPFに関するじっちゃま金言2022

2022/02/06:ホールドでOK

じっちゃま
じっちゃま

YPFはホールドで良いと思います

アルゼンチンのシェールの会社はふたつある。ひとつはYPF。もうひとつはビスタ(VIST)。

なぜアルゼンチンのシェールの会社が興味深いか。米国は大きなシェール産業があるけど、実は世界で一番大きなシェールオイルのフィールドがあるのは中国。

ところが、シェール生産はハイテクの塊。ハイテク技術を駆使しないといけない。難易度が高いことをやっている。シェールがあるということ自体は、猫に小判。

生産しているのはほぼアメリカ。アメリカ以外でシェール市場がオープンになっているのが、アルゼンチン。豊富なシェール源があることに加え、アルゼンチン政府は財政的に苦しいゆえに、外資に対してアルゼンチンに来てくれるよう奨励している。

2022/02/05:いまは天然ガス関連株ではなく石油株を優先して!

じっちゃま
じっちゃま

いまは天然ガス関連株ではなく石油株を優先して! 天然ガス価格は↓、石油は↑の動きだから。

石油への連動性の高い株は: ペトロブラス(PBR) コスモス(KOS) コンチネンタル(CLR) などですね。 天然ガスへの連動性が高い株は: アセロス(AR) サウスウエスタン(SWN) などですね。

オイルメジャー(=大手)は、石油と天然ガスの両方やってます。

アンテロ(AR)な。痴呆出たワ。

きょう一日をMaxに生きれば…それで十分じゃん? WTIが新値つけてんだよ! 滅多にあることじゃない。 「ハッ!」と気付けよ、その重要性に。 キミらは、相場に真剣に取り組んでない。

実は先週金曜日に石油株から降りた時、先駆けして値に伸びきった感のあるPBR、PXD、FANG、CVX、XOM、TDWなどを蹴り出しました。そして未だブレイクアウト・ポイント付近をウロウロしている出遅れ株に昨日リロードしました。

WTIが100ドル目指して一目散の展開。

2022/01/28:金曜日、石油株バッサリ処分しました。

じっちゃま
じっちゃま

金曜日、石油株バッサリ処分しました。

じわじわ、ヒタヒタ来ているマーケットなら、そわそわトレードするのは愚。 でも今みたく、ぐわんぐわんに人格破綻しているマーケットで「ガチホだぁぁぁぁ!」と身を固くしたところで、そんなもん、屁のツッパリにもならんぞ。 環境に順応しろ!

バイオンテック(BNTX)、覚えている? 新型コロナで外出禁止令が出た時、必死でmRNAの勉強をした。 いまウクライナ問題とは何か? を必死で考えている。 なぜなら、1月以降儲かったセクターは石油株だけだから。この問題の進展ひとつで景色は急変するぞ。

穀物のETF、買っている。とくに小麦。

おおきなうねりとしては石油株の相場は未だはじまったばかり。でもいまはナスダックとの相対パフォーマンスで+30%近く差がついた。つまり突出しすぎ。だから石油株以外の、ウクライナに関連する投資対象の方が安全。

言い直します。石油株は「ウクライナ開戦プレミアム」が織り込まれてしまっている。開戦するかどうかは、わからない。

まだ全然「開戦プレミアム」を織り込んでいけれど、石油同様、我々の生活に必要不可欠なコモディティで、まだ底値圏をウロウロしているものは、いっぱいある。たとえば小麦。

1973年のときは、石油ショックうんぬんが始まるずっと以前に、まずロシアによる国際市場での穀物の買い占めという事件が起きました。ちょっと不作だったため。

いま戦車が展開しようとしている地域は世界屈指の穀倉地帯です。世界三大穀物について5分でわかる説明をします。

それは大豆、とうもろこし、小麦です。大豆は、伸びている。とうもころしも、伸びている。小麦だけ、伸びていない。なぜ?

それは大豆、とうもろこしはブタのエサで、小麦は人間がパンなどにして食べるから。

いま、中国など新興国が豊かになるにつれ、食事の中身が激変しています。お肉が普通に食卓にのぼるようになった。ブタはまずエサをやり、太らせないといけない。大豆やとうもろこしの消費量が激増したのは、そのため。

大豆やとうもろこしはおもにブラジルとかアメリカで栽培されます。これにたいして小麦は中国を除けばロシアやウクライナが穀倉地帯。

日本人がいくさになれば米俵を備蓄するのと同じ理由で、紛争が長期化すればロシアやウクライナの小麦は国際市場には出て来なくなる。

アメリカの農家にとって「大豆を栽培する? それとも小麦?」という決断は、どちらが商品として有利か?によって決まります。これまで小麦はどちらかといえば低リターンの穀物だと思われてきた。だから作付も後回し。

じっちゃま
じっちゃま

(アグリカルチャーETFはいかがでしょうか?)良いです。

2022/01/28:原油の需給はいつ緩むのか…

原油の需給が一旦緩む時期はいつ頃になるかなんてわからない。でも、大手シェール企業に関して言えば、増産はしていない。需給は崩れていない。

じっちゃま
じっちゃま

今後崩れる可能性をいえば、ロシアがウクライナに侵攻して、原油価格が上がったりして、増産するかもしれない。その場合はリスクあるかもしれません。

2022/01/19:OPEC1月月報 大幅な変更いっさい無し

じっちゃま
じっちゃま

OPEC 1月の月報 大幅な変更いっさい無し。

グローバルGDP予想(不変)
2021年 5.5%
2022年 4.2%

世界の原油需要成長(不変)
2021年 570万バレル/日
2022年 420万バレル/日

非OPEC原油供給成長(不変)
2021年 70万バレル/日
2022年 300万バレル/日

2022/01/13:ブレイクアウトしない理由とは

ブレイクアウトしていない理由は?

YPFは投資家のイメージが悪いからだと思います。中味は悪くありません。

この会社、南米の企業で真っ先にニューヨーク証券取引所にIPOを果たした企業のひとつです。つまり南米屈指の優良企業。

IPOの幹事に、当時僕が勤めていた会社も入っていたので、その頃から知っています。

アルゼンチンで川上から川下まで全部持っている統合された石油会社です。

しかしアルゼンチンという国は世界の機関投資家からのイメージは悪いです。通貨が弱いから。

YPFはその後、1999年頃にレプソルに買収されました。しかしアルゼンチンの政権がポピュリスト的なクリスティーナ・キチナー政権となったとき、アルゼンチンYPFの再国有化を要求、レプソルはYPFをアルゼンチンに売り返しました。

機関投資家にとっては後味の悪い事件でした。

一方、YPFそのものはシェール開発に積極的に乗り出し、成功を収めています。実際、米国を除いて世界で盛んにシェール開発されているのはアルゼンチンくらいのものだと思います。確認埋蔵量は最新の数字はよく調べてないけれど、とにかく膨大です。

アルゼンチンは外国企業にもシェール開発の門戸を開いており、独占欲の強いメキシコと好対照を見せています。従って数年後にはアルゼンチンのシェール産業はいまよりずっと大きくなっているはず。

YPFのシェール生産量は順調に伸び始めています。でも世界の機関投資家からはノーマークです。

なおYPFでシェール開発を押し進めたCEOはその後YPFを辞め、ビスタ(VIST)のCEOになっています。前者は国有企業のお役所的風土、後者はベンチャー的風土です。ビスタはメキシコ・ボルサとニューヨーク証券取引所に上場されています。主な資産はアルゼンチンです。

2022/01/03:いいと思う

YPFの見通しは如何でしょうか。

じっちゃま
じっちゃま

いいと思います。

YPFに関するじっちゃま金言2021

2021/12/08:シェール開発のノウハウがある

YPFについて教えてください(VIST)。

  • YPFは非常に毛並みの良い会社です。
  • アルゼンチンの国営石油会社で、発行済み株式数の51%をアルゼンチン政府が持っている。1992年か93年ぐらいにIPOした。
  • 問題点は、アルゼンチンという国はグチャグチャ。通過もボロボロに売られている。ただしYPFに関して言えば、ペソがどうなろうが関係ない。石油をガソリンスタンドで販売し、インフレや通貨の変動とかそういうのは消費者に全部転嫁できる。ガソリン価格を変えればいいだけ。
  • YPFの業績に対するインフレや通貨安のインパクトはほとんどない。
  • ADRがニューヨークで取引されているわけだけど、そのドル建ての価格だけを心配していればいい。
  • アルゼンチンなんてとんでもない国だけど、石油のビジネスだから。石油に国籍はない。人格もない。通貨安もヘチマもない。だからYPFが面白いと言っている。
  • 近年の生産高は減少し続けている。伝統的な生産手法による石油の生産国が先細りになっている。それに逆行する形でシェールが増えてきている。あと数年もすれば、シェールオイルと伝統的なオイルの比率が逆転すると思う。
  • そのときにはじめてYPFがシェールプレイだということに一般投資家は気がつくはず。
  • アルゼンチンのシェールガスは世界規模で第二位。シェールオイルの規模は第四位。これは埋蔵量ベース。
  • 問題はシェール開発は非常にハイテクを要求される。月に人類を送るぐらい難易度が高い。4,000~5,000メートルの掘削をしなければいけないし、そこからピンポイントでシェール層を吸い出す。無理ゲーな世界。技術力ができない。
  • シェランベルジェというオイルフィルサービスのNo.1企業がある。その主任エンジニアがYPFの社長だった。YPFという会社はシェル開発のトップクラスのノウハウを利用できる。そういうコネクションがある。
  • それもあり、YPFのシェル開発が上手くいっている。そのYPFのCEOだった人が今はベンチャー企業に転身して、ビスタオイル(VIST)という会社の社長になっている。このビスタもアルゼンチンでシェル開発をしている。
  • YPFとビスタ以外にも、エクソンモービルとかロイヤルダッチシェルとかフランスのトタールとか、世界のメジャー企業がアルゼンチンにきてシェール開発をしている。
  • 年々15~20%ぐらいでシェールのパイが増えているそういうマーケット。

YPFなど新興国エネルギー株の注意点を教えて

  • YPFに関して言えば、政府の介入が心配。
  • たとえば、ガソリン価格を値上げしてはならないとか政府を言い始めるリスクはある。
  • リスクが高いか低いかと言われれば、ハイリスクだと思う。

2021/12/06:シェール・ガス&オイルの生産量を“年率15%”も増やせる

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