こんにちは。酒とロック(@saketorocks)です。
全固体電池の未来に興味があります。全固体電池で注目されている銘柄といえば、クアンタムスケープ(ティッカーシンボル:QS)。
「テスラを追い越す銘柄」と祭り上げられており、以前から、私も買いたい!と激しい衝動に駆られておりました。
ですが、じっちゃま、もとい「じっちゃま投資学」では、投資テーマやストーリー一発で買いに行くことを強く警告しています。
投資リテラシーを上げるために、かなり重要な教えです。頭にたたき込んで覚えておきたいです!
2021/02/06:ストーリーはほとんどが捏造
エキサイティングな投資ストーリーとか素晴らしい投資テーマとかクソだと思う。それらのほとんどがねつ造。現実が伴っていない企業が非常に多い。
たとえばクアンタムスケープ(ティッカーシンボル:QS)。
これもイナゴタワーみたいなチャート。次世代のEV向け電池を開発しているという触れ込みで人気なったSPAC銘柄ですが全然ダメ。
それもそのはずで、彼らの実績はゼロです。ペーパー上ではハイパフォーマンスな次世代電池が完成するとうたわれているが、実際にはこの手の試み(全固体電池の開発)は過去に何度もあり、すべて失敗している。
テーマ投資とかストーリー投資というのは、ほどほどにしておきなさい。
特に今はロビンフッターなどの未熟者たちがそういうのをはやし立てている。そういうのに手を出したらだまされるリスクがある。今はそれを心配すべき局面だ。
2020/02/08:エキサイティングなストーリーだけに惚れないで
ストーリーのいい会社がきちんと決算をピシッと出してくる。そういう事ができなければいくらストーリーがエキサイティングでも、そんな株はだめ。持っている意味ないと思う。
エキサイティングなストーリーを持ってる株っていうのは、砂浜の砂と一緒ぐらいで無数にある。いいストーリーなんて、ゴロゴロ転がってる。エキサイティングなストーリーだけに惚れないでください。そんなのはコモディティですよ。
本当に価値のある銘柄とは?
本当に貴重な価値のある銘柄というのは、そのテーマあるいはストーリーに向かってキチンキチンと、毎期、毎期、前進していける会社。それがレアなんですよ。価値があるんですよ。
だから決算!決算!決算!と言っているわけ。
決算至上主義というのは、決してストーリーを無視しているのではない。夢を具現化するための日々の着実な活動をその企業がきちんと実践しているか、ということ。その部分をその注目している。
ストーリーではなく企業が実践していることを観察せよ
アメリカではね「人の言うことを聞くな」「鵜呑みにするな」という風に言われます。人の言ってることを聞くんじゃなくって、「人がやってることを観察しろ」という風に教わります。
決算を分析するというのは「ストーリーは分かった。でも実際にあなたその目標に向かって歩んでるの?」って検証してるわけですね。それが重要なポイントです。
今回のなるほど!
じっちゃまは、投資ストーリーやテーマを否定しているのではなく、実態の伴わない夢物語を否定しているのでしょう。
それを見抜くためにできることは何か。それは、投資先企業の決算を確認することが一番重要だと教えてくれています。
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