管理人
非上場銘柄ですが、期待に胸が膨らんじゃいます。特別に銘柄追加しました。
2021/09/20:展望は明るいと思っている
スペースXの今回の民間人飛行によりRKLBなど宇宙銘柄の展望について教えて
- 基本的には明るいと思っている。
- ロケットラボでもいいし、あるいはブラックスカイなんかもいいかもしれない。
2021/08/11:スウォーム・テクノロジーズを買収
- スペースXがスウォーム・テクノロジーズを買収。スウォームはIoT向け超小型衛星を開発しているスタートアップ。
- セーラ・スパンジェロCEOが手にしているのが「スウォーム・ビー」人工衛星。
- 彼女は元グーグル・ウイング、JPLの出身ですね。
2021/07/12:ロケット打ち上げビジネスは宇宙ビジネスの遅延を解決する
- 宇宙ビジネスは、向こう十年で3,000億ドルぐらいの売上高が見込まれている。売上高の2/3は、サテライトインターネットで占めるとされている(AT&T、ベライゾン、SoftBankやNTTなどの接続サービスを提供する会社と似たようなサービス)
- ローアースオービット(low Earth orbit)、低軌道で地球の周りを回ってインターネットのシグナルを消費者に送るサービス。
- サテライトTVなどは、昔から存在しているビジネス。従来の方式は、地球に対して宇宙の遠いところからシグナルを発信していたので距離が離れている。その場合、人工衛星の数が少なくても通信が途切れることがない。つまり人工衛星の数を節約できるが、シグナルの遅延という大きなマイナスがある。
- 人工衛星の配置を地球に密着すればシグナルが速くなる。スペースXの子会社にスターリンクというのがあるが、ほぼ光ファイバーと同じスピードだと宣伝されている。
- デザイン的に宇宙から人工衛星を通じてインターネットを提供する方が、光ファイバー網を地中に引くビジネスより理にかなっていると言う人がいる。
- たくさんの人工衛星を低軌道で打ち上げて、あたかも星座みたいに人工衛星同士でシグナルをやりとりさせる。地球のまわりをオブラートみたいにハイスピードネットワークを包み込むようになり、シグナルがハイスピードになる。スターリンクがやろうとしていることはこれ。
- 人口密度が低い地域でも、ハイスピードインターネットを提供できるようになる。光ファイバーではコスト的に合わない。過疎地のインターネットソリューションとして注目されている。
- 投資家目線での重要性は、繰延収益(リカーリング・レベニュー)になるので、売上予想を立てやすい。そういうビジネスは投資家が大好き。宇宙ビジネスはリピートビジネスだということを頭に入れて。
- そのほか、サテライトを通じて地球の様子を観察するビジネスがある。そのデータを提供する。定期購読のような契約形態になるため、売上高予想を立てやすい。衛星写真の提供ビジネスは、コンストレーション企業と呼ばれる。ブラックスカイ(SFTW)、スパイア(NSH)というような会社が存在している。
- 宇宙から地球を定点観測するビジネスは、人工衛星を打ち上げなければならない。ロケットが必要。しかたなくロケットカンパニーと付き合う。ただし、ロケットの打ち上げ回数が少なすぎるため、ビジネスの立ち上がりを遅延させている。データサービスを提供したい会社がたくさんあるが、各社とも順番待ちになっている。それを解消するのがロケット打ち上げビジネス。
- 宇宙開発と聞くと、月や火星に行くのか?と思いがち。でも、宇宙ビジネスでいちばんホットなのは、地球に限りなく密着した低軌道ビジネス。そのためにはいくつも人工衛星が必要。つまりロケットの打ち上げも増やす必要がある。その関係で打ち上げビジネスが脚光を浴びている。
- たくさんの人工衛星を打ち上げなければならないので、一回あたりの打ち上げコストは下げなければならない。スペースXがでてきてから、NASAがやっていた頃より1/100ぐらいに下がってきている。
- ロケット打ち上げビジネスは向こう10年間で1千億ドルぐらい。注目されている企業は、スペースX、アストラ(ASTR)。
- アストラは、2016年創業。これまでに50回ぐらい打ち上げテストをしている。顧客数は10社ぐらい。2020年からロケットの打ち上げに成功している。2025年までに1日1回の打ち上げを目標にしている。宇宙のフェデックスになりたい、と言っている。つまり運送会社が位置づけ。人工衛星をタイムリーかつローコストで宇宙に届けるというビジネスモデル。1回あたり310万ドルの打ち上げコスト。それほど高くない。
- 顧客に約束していることは、次の打ち上げまでに待たされることはないということ。スペースXの場合は順番待ちになっている。
- コンストレーション企業は、自分がインターネットサービスを構築する際、必要な場所に必要な人工衛星を配置しなければならない。ブラックスカイのような衛星写真を提供する会社も同じ。ロシアの様子を観察したいなら、そこに人工衛星を持って行けるようなロケットがないと意味がない。でもそういう順番が回ってこないかもしれない。そこでアストラは、世界のどこからでも打ち上げできるようにしてくれる。これは大きな価値提案である。
- かつては、ロケットを打ち上げるために、推力計算や弾道計算が必要で物理の世界だった。今の宇宙ビジネスはそれに比べるとソフトウェア的なビジネスになっている。チャレンジではなくなってきている。いかに効率的にすすめるか、どうやったらフレキシブルに地球のどこからでも人工衛星を打ち上げられるかということが重要視されている。同じ事を反復しながら、小さな改善をスピーディーに行っている。
- 一回ごとに新しい人工衛星をデザインするのではなく、標準化されたロケットや人工衛星を何度も打ち上げる。量産によるコスト削減が注目されている。
ロケットラボ(VACQ),スパイア(NSH)よりも、ブラックスカイ(SFTW), アストラ(ASTR)が好き?(SpaceX)
- ロケットラボは、打ち上げ実績ではアストラよりこっちのほうがある。良い会社。最も実績が多いのはスペースX、2番目に実績があるのはロケットラボ。最も実績がないのはアストラです。
- スパイアとブラックスカイに関しては、対極に位置する。スパイアがやろうとしていることは、宇宙から取ったデータをなるべくたくさんの人に何回も使ってほしい、という薄利多売なSaaSビジネス。Googleマップでサテライト写真がでてくるような使い方。
- それに対して、ブラックスカイという会社は米軍など極めて機密性の高い顧客にカスタムメイドでサービスを提供している。業績の見通しの点で言えば、ブラックスカイのほうがビジビリティが高い。特定の大口のがっちりとした長期顧客を抱え込んでいる。逆に言うと、伸びしろはそれほどでもない。
2021/07/06:ザラ場で乗ればいい
今夜プレでASTR、SPCEに乗ろうと思いますがいかがでしょうか?
- 別にプレマーケットでのらなくてもいいんじゃない?なぜザラ場以外で取引しなければならないのか分からない。
2021/07/03:宇宙関連銘柄はニュースが多くなる
VTI以外で買える銘柄は?
- 短期的には宇宙関連銘柄はニュースが多くなる。
- 7/11に(ヴァージンギャランティックの)リチャードブランソンが宇宙遊覧旅行にいくイベントがある。
- そのすぐ後で、ジェフベゾスがブルーオリジンというロケットで宇宙旅行をする。
- そのふたりが宇宙旅行を推進している。
- ただ基本的には縮小していくという考えでいいと思う。
- なぜ僕が宇宙、宇宙というか。そこには知識の真空があるから。つまり、みんな宇宙のビジネスがどのぐらい大きいかと言うことを知らない。
- でも、宇宙ビジネスの潜在市場はバカでかいですよ。それこそ2,000億ドルぐらいある。その半分以上は宇宙から地球へのインターネットサービスなんだけどねw
- それを除いてしまうと、他のビジネスというのは大きくないです。それでもグッドサイズなビジネスがありえるということ。
- 衛星写真とかそういうのになる。銘柄で言うとブラックスカイとか、パランティアがやっていることもそういうことだよね。あるいは、スノーフレイクもそう。
- スノーフレイクは何をやっているかというと、衛星写真とかそういうのをどんどんストレージに蓄積している。そして前回と比較して地面が30cm動いているぞと、これだどコンドミニアムが倒壊するんじゃないかとか。ああいうのは、衛星写真で判断する。フロリダのあの辺、うちも調べて〜と言われているんじゃないの?地盤沈下とかさ。
- 宇宙ビジネスってそういうことなんですよ。
- 宇宙からのインターネットサービスというのは、人工衛星がポコポコ、一回の打ち上げで人工衛星30、50個とかさ。
- なんか、鮭が卵を放出するような感じで、人工衛星がどんどん出て行く。大きさは、トースターぐらいのサイズで今の人工衛星はすごく小さい。それに羽みたいなソーラーパネルが出て空を飛ぶ。
- 知っている人がほとんどいない。
- 宇宙ビジネスの大部分はサブスクリプションモデル。毎月のスマホ代みたいに定額課金するビジネスがものすごく多い。
- もちろん、宇宙ロケット打ち上げサービスのアストラとかロケットラボとかは、収益構造が違うよ。
- 彼らはもっと、UPSとかFEDEXとかに近いと思う。でも、そのビジネスも面白いと思う。
2021/07/03:リチャード・ブランソンの飛行は7月11日
- 宇宙ブーム来る? ヴァージン・ギャラクティック(SPCE)、リチャード・ブランソンの飛行は7月11日。ジェフ・ベゾスはブルー・オリジンで7月20日に宇宙へ。
- 宇宙ビジネス? 夢物語ではありません。現実にどんどん売上高を上げ始めている。
- 使ってないの? グーグル・アース。あれ、タダだと思ってんの?
- フロリダでコンドミニアムが倒壊した事件、「地盤が沈下しているよ」という指摘は衛星写真の解析によってなされていました。Earth observation (地球観察)は、もう立派なビジネスです。
- 大型IPOが控えています。それはスペースXの子会社、スターリンク。たぶん来年。そしてその後にはスペースXそのものもIPOすると思う
- いまから宇宙ビジネス勉強しておいたほうがいい。
- 打ち上げロケットのピュア・プレイで最も実績がある会社はロケットラボ(VACQ)。アストラ(ASTR)は昨日、SPACとの合併が株主から承認され、正式に新しいティッカーシンボルになりました。これ日本のネット証券でも扱えるようになるはず
2021/06/29:そろそろ宇宙関連、動き始めるんじゃないの?
- (株価は)10ドルのところに張り付いたまま。
- そろそろ宇宙関連は動き始めるんじゃないの?
- アストラとか、ロケットラボ(VACQ)とか。
- ある時点で、スペースXの衛星インターネット部門がIPOされるという噂が出ている。
- ヴァージンギャラクティックがエンジンの着火に成功して相場になっている。
- 宇宙関連はいいかもしれないと思っている。
- 目先の材料は、(CEOの)ブランソンがスペースシップに乗って、宇宙へ行ってドヤ顔すると思うんで、人気化する。
- たぶん、過去の高値をぶち抜けていくんじゃない?
- チャートポイントに気を付けるということが最も重要。
- ジェフベゾスかブランソンが宇宙に行くかというときなので、今は売るべきではない。
- どっちかが宇宙へ行ったら、株価が上っ放れると思う。
- 長期はまだ分からない。ビジネスとしてどうなるか。
- 株価が暴騰した後で、商売にはできなかったというリスクはまだあると思う。
2021/04/09:夢物語ではなく、既に課金が始まっている
- 宇宙のビジネスの話をしますね。まずTAM(Total addressable market=市場規模)ですがおおまかに言って衛星通信サービスが2000億ドル市場、衛星写真・データ市場が400億ドルと言われています。
- これらの市場は夢物語ではなく、既に課金が始まっている、現実に存在する市場です。衛星通信サービスの中で最大になると予想されているのはスターリンク(スペースXの子会社)のような小型人工衛星を使ったインターネットサービスです。
- 日本では実感しにくいですが世界にはブロードバンドサービスが無い過疎地が沢山あります。そのような過疎地で爆速インターネットサービスを受けられるようにするのがスターリングの構想です。すでにシアトル郊外などでベータ・テスティングが行われており実際に家庭にサービスが提供されています。
- 衛星写真・データのビジネスも既に動き出しています。たとえばクリスマス商戦期間にショッピングモールの駐車場にどのくらいクルマが止まっているか?などを定点観測します。
- 世界の石油備蓄タンクが何パーセント一杯か? 船の動き、気象に関する映像など、多くのアプリケーションがあります。
- 宇宙ブームは今回が3回目です。60年代は政府主導で、90年代はモトローラ、イリジウム、ロッキードが主導で、今回はスペースXがリーダーです。
- 今回はソフトウェアを中心としたブームで出来合いの部品を使った速い開発が特徴です。
- 民間主導の宇宙ブームである点に注目。
- ロケットラボ(VACQ)、スパイア(NSH)、アストラ(HOL)、ブラックスカイ(SFTW)が中心銘柄です。
- いままでの宇宙開発と大きな違いはLEO(Low Earth Orbit)と呼ばれる、地球のすぐ近くの低軌道が活動の中心である点。
- 半導体技術の進歩で昔より遥かにパワフルなチップをトースターくらいの小さな箱に中に仕込むことができるようになりました。このような小型人工衛星を沢山打ち上げてコンステレーション(星座)を作るわけです。
- ロケット打ち上げコストが昔の100分の1になったので、いままでは採算的に不可能だったビジネスが可能になりました。
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