株価収益率(PER)はどのEPSを使って求めるべき?

PERとは、株価収益率(Price Earnings Ratio)のことであり、PERを求める場合は以下のとおり計算する。

PER=現在株価÷年間1株当たり利益(EPS)

ま、ここまでは基本のキのキ。

でも、どのEPSを使ってPERを求めるべきか、判断に迷うことがありました。最適な考え方を学んだのでメモです。

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PERを求める際、プロが投資判断に使うEPS

結論はこう。

  1. 通常はTTM(過去4期分)のEPSを使用する。
  2. アナリストが目標株価を算出する際は予想EPSを使う。
  3. 成長株は、予想EPSで判断する。
  4. その年の後半は、その年の予想EPSより来年の予想EPSを使用する傾向が多い。

 

EPSと一口に言っても、おおまかに3つに分類されます。

  1. 過去4期分のEPS(TTM:Trailing Twelve Months)
  2. 今年の予想EPS
  3. 来年の予想EPS

たとえば、株価50ドルで、各3つのEPSが以下の場合、それぞれのPERは次のようになる。

過去4期決算のEPS(TTM):1ドル
⇒PER:50倍
今年の予想EPS:2ドル
⇒PER:25倍
来年の予想EPS:3ドル
⇒PER:16.6倍

普通は、TTMに基づいたPERが使用する。これが最も現実的な数値になる。

しかし、株価は未来を織り込むので、TTMのEPSで計算すると将来予想される株価が分からないし、PERばべらぼうに高いグロース株は買えなくなってしまう。

そこでプロは、将来予想されるEPSを用いてPERを求めるのだそう。

アナリストは、今年の予想EPSを使用し、その年の下半期になれば、来年の予想EPSを使用してPERを割り出す。

グロース株のPERが高いのは、これからEPSが伸びると信じられているから。ただし決算をミスすれば、たちまち叩き売られて株価は暴落してしまう。

管理人
管理人

じっちゃまが、決算をミスしたら鼻くそピーンしろ!と教えているのはそういう理由から。

PERが上昇する局面を、マルチプル・エクスパンションという。
PERが下降している局面を、マルチプル・コントラクションという。

じっちゃま曰く、マルチプル・エクスパンション時は勝てる確率が大きくなり、マルチプル・コントラクション時は、負ける確率が大きいそうだ。

PER50倍以上の銘柄を避ければ、大きくミスることは少ない。ただし、PER8倍以下の銘柄は悪材料が隠れている可能性があり注意が必要だ。

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