バリック(GOLD)についてどんな銘柄なのか、じっちゃまが解説したことをまとめています。
政治的リスクが小さい産金会社
世界最大級の産金会社である。
バリックの特徴は、金山の50%(生産ベース)が北米(ネバダ州)であること。つまり政治的リスクが小さい国で操業している。その他にはカリブ海のドミニカ共和国、アフリカのマリ、コンゴに鉱山がある。
割安に放置されている理由
昔は先物でヘッジしたりM&Aに工夫を凝らしたり、フィナンシャル・エンジニアリングが行きすぎていた会社だったが、今は、そういうことを一切止めている。
バランスシートは負債を圧縮して、なるべく優良な金山(採掘年数が長い金山)を集中的にシンプルに保有する。増産が必要な場合、M&Aに頼らずに、自分の金山における増産すころで対応するビジネスモデルになっている。
過去、ファイナンシャル・エンジニアリングの後遺症があり、バリック(GOLD)は産金会社の中では割安で放置されている。
アセットのクオリティからいえば、圧倒的にこの会社がナンバーワンである。
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