シェブロンとは(CVX)
- シェブロン基本情報シェブロンのルーツはスタンダード石油。
- 本社はカリフォルニア州サンラモン。
- 米国、オーストラリア、ナイジェリア、カナダ、インドネシア、バングラデシュなどの国々で石油や天然ガスの生産。
- 垂直統合されているため川下の部門を保有。
- 精油所は、ロスアンゼルスやサンフランシスコの対岸のリッチモンドなどに立地。
- カリフォルニア州では住民の反対で新しい精油所は建設できないので、これらの既存施設は貴重な存在。
- カリフォルニア州は、慢性的に精製キャパシティが足らない関係で、米国の他の地域よりも高い価格でガソリンが取引されている。
- 国際石油資本(石油メジャー)の一角。世界各地に鉱区を保有し、23/12期の原油・天然ガスの石油換算純 生産量は日量312万バレルと過去最高。24/12期の同生産量は23/12期比4%~7%増の見通しを会社側は示し た。23/12期まで3期の平均配当性向は49.7%と株主還元に積極姿勢。
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シェブロン(CVX)についての金言 2022
2022/08/12:
決算良かった。EPS$5.03、結果$5.82。
売上高予想576.9億ドル、結果687.6億ドル、前年比+82.9%
米国上流は前縁費3.6万バレル/日の117万バレル/一
川下部門利益は24.4億ドル、前年同期7.76億ドル。
ケチの付けようがない良い決算だった。
ウクライナ?ストラトフォアという地政学の予想サイトを購読してるけど、そこでは「侵攻はない」と言っていたけど、なんか状況が変わりつつある。どうなるかハッキリ言って分からない。
でも、動意付いている銘柄をみると、何か起こりそうだと感じる。肥料で言うとCFインダストリーズ(CF)。ロシアのシェアが高いアルミニウムのアルコア(AA)、ETFのDBA、ニュートリエン(NTR)。
石油や天然ガスもボイコットされるかも。シェブロン(CVX)、ペトロブラス(PBR)など、いいんじゃないかなと思う。
原油の需給が一旦緩む時期はいつ頃になるかなんてわからない。でも、大手シェール企業に関して言えば、増産はしていない。需給は崩れていない。
今後崩れる可能性をいえば、ロシアがウクライナに侵攻して、原油価格が上がったりして、増産するかもしれない。その場合はリスクあるかもしれません。
ウクライナ問題が軟着陸しても、長期目線でホールドで良いと思う。
Q4 FY21
EPS 予想$3.13 vs $2.56 ❌
売上高 予想$452.2B vs $482.2B ⭕️
YoY +91.0%
FY22 ガイダンス
EPS 予想$10.32 vs $10.4~$10.6 ⭕️
売上高 予想$97.7B vs $98.9B~100.4B ⭕️
2021年第4四半期の収益が第3四半期に比べて7億7000万ドル減少したのには、いくつかの理由がある。マイナス要因のひとつはLNG取引のタイミングによるもの。
ほかにもあるけど、忘れてはならないのは、シェブロンは純債務比率が16%を下回るほど強いバランスシートの状態で2021年を迎えたことだ。
期待したような大成功じゃなかったけど、4.5%近い配当利回り、大規模な自社株買いプログラム、そして原油価格がさらに上昇している。この不安定な市場環境でも機能すると思う。
2022/01/19:OPEC1月月報 大幅な変更いっさい無し
OPEC 1月の月報 大幅な変更いっさい無し。
グローバルGDP予想(不変)
2021年 5.5%
2022年 4.2%
世界の原油需要成長(不変)
2021年 570万バレル/日
2022年 420万バレル/日
非OPEC原油供給成長(不変)
2021年 70万バレル/日
2022年 300万バレル/日
シェブロン(CVX)についての金言 2021
2021/12/26:シェブロンとは
2021/12/21:原油が暴落しても…
原油が暴落しても、シェブロン(CVX)の配当利回りは4.78%もある。低金利の中で株価の下支えとなるはず。しかも配当をカバーするキャッシュフローを持っているよ。
2021/12/20:今こそ仕入れるとき
いま、妙味のある銘柄、セクターは?
今年いっぱいの短期ではダメだけど、来年の銘柄として面白いのはエクソンモービル(XOM)、シェブロン(CVX)、ペトロブラス(PBR)、カーニバル(CCL)、マリオット(MAR)、デルタ(DAL)あたりが妙味がある。
これらの銘柄の業績がでない理由ははっきりしている。それは新型コロナ。しかし、ワクチン接種率が高くなっている。ブレイクスルーしてオミクロンに感染することはありえるが、注射の狙いは免疫力をパワーアップすること。感染を防ぐことではない。重篤になる患者は少ない。このままいけば、あと3週間ぐらいでインフルエンザと変わらないという認識になる。その後で買われると思う。
バリュー投資というのは、良いビジネス、しっかり経営された企業が、何らかの理由で割安に放置されているときに買い込むこと。その定義からいえば、今こそ、リア充関連銘柄を仕入れるとき。
2021/12/17:価格転嫁できる銘柄
価格転嫁できる石油株、化学株とは?
ガソリン価格は過去最高だけどガソリンは売れている。カリフォルニアでガソリンスタンドを持っているのはシェブロン(CVX)。そのほかエクソンモービル(XOM)も、コモディティ価格が上昇するとすぐに利益になってくる。
ダウ(DOW)やライオンデルバセル・インダストリーズ(LYB)もそのグループに入るし、インターナショナルペーパー(IP)はたぶん世界最大規模の段ボール箱を作っている。
リセッション入りした場合もコアサテライト戦略を続けるべき?
基本的にはそう。たとえばエクソンモービルは配当利回りが5%ある。シェブロンは4.6%。ダウケミカルはPER7倍、配当利回りは5.2%。こういう銘柄はファッショナブルじゃなかったけど、来年相場が悪いのであれば…。
米国は過去+10%、+20%などと3年連続で上げてきたが4年連続というのは考えにくい。今は景気が強いけど、FRBは利上げしてくる。株式、とりわけ、ハイパーグロース株にとって利上げは癌。アークだって新値を付けていない。地獄はこれから。
2021/12/15:シェブロン買うぜ!
シェブロン(CVX)を約116.50ドルで200株購入する予定だ!これで俺のポートフォリオのCVXのウェイトは約0.98%から約1.54%に増加する。
シェブロンは、余剰資金を1ドルでも多く株主に還元するし、株主に優しい企業なんだ。原油価格が高騰しているときでも、多くの現金を生み出している。営業コストが下がり、生産量が増え、資本効率が向上しているからだ。
30億~50億ドルに増額された自社株買いプログラムもやってるじゃねーか!1バレル60ドルという現在の価格を大きく下回る水準でも、シェブロンは5年間で250億ドルの余剰キャッシュを生み出せる。配当は十分だ!
2021/11/05:金利上昇時のヘッジとして
米国金利が上昇する中で、ヘッジとして持つならどんな銘柄が良い?
- オイルメジャーがいい。エクソンとかシェブロンとかがヘッジとしてはいい。
2021/11/01:【重要】資源株決算の見方
資源株の決算はどこをみたら良いですか?
- まず「良い決算」は大原則。とても重視しています。でも「良い決算」を出すことが決定的に重要かどうか? は、その企業が若いか?壮年か?ということで大きく変わって来ます。
- このように初々しい期間は、すべてがデリケート。だからそういうもじもじはじらうような時期に「良い決算」出せない会社は、すぐに投資家からポイされます。機関投資家はそこまで暇じゃありません!操を立てない相手に、いつまでも執心しません!
- これに比べてオールドエコノミーの株は長年連れ添った夫婦みたいなもんです。ちょっと顔色みりゃ(きょうは機嫌が悪いな)とか、すぐわかる。 こういう関係というのはスリルとコーフンは無いけれど……安定していて、ちょっとのことでは壊れません。
- 老夫婦にだって青春はあったわけで、いま「ブルーチップ」と呼ばれているエクソンとかP&GとかJNJという株にも来る決算、来る決算、「良い決算」を出しまくり、急成長した時期があるんです! その長期でのトラックレコードがあるから、投資家は愛想を尽かさない。
- だからエクソンやシェブロンが少々決算をしくじっても、投資家は性急にそれらの株を売ることは、しない。 特に石油株や資源株は売っている商品そのものが市況に左右されるコモディティーです。神様でもない限り、原油価格の先行きや銅価格の先行きはアナリストには当てられない。
- それは別の見方をすれば「市況株の決算予想数字はアナリスト間で、とっちらかっている」ということです。これに対しハイテク株の場合は予想数字が団子になっている。 決算はずした場合、団子になっている予想数字から外れた場合のほうが、こっぴどく売られる。
- 石油株の場合、これに加えてさらに不確実要因があります。たとえば将来の生産分を先物などでどれだけヘッジしているか? によって、市況価格が騰がってもEPSはそれほど上がらない場合もある。ヘッジに関してはていねいに開示している企業も多いけど、不親切な会社も散見されます。
- 原油価格が下がった場合、不採算になった油田を評価損で落とさないといけない場合が出てきます。そのケースでは特損を計上することになります。これをアナリストが事前に予見することは至難の業。
- 石油株、鉱山株の決算が予想から外れた場合、かならず「生産量」と「平均販売価格」に分解し、「どこで予想からずれた?」を検証してください。おうおうにして、生産量はしっかり確保したものの、市況が軟化して販売単価が悪かったことが多い。
- これなんかは会社の責任とは言いにくい。
- それからその企業が「配当を維持しつづけているか?」にも注目して。
- なぜなら足下の決算が少々下ブレしても、経営陣が(これはすぐ元に戻る)と思えば減配しないから。そして配当をしっかり確保できるだけのキャッシュフローを生んでいれば、決算の少々のミスはめくじらたてるべきでない。
- むしろ安定的な配当、そしてその裏付けとなる潤沢なキャッシュフローを買うというノリで、インカムゲインを手掛かりに石油株を買うのが王道。
- 現在のようにスルスル原油価格が上昇している局面では、①インカムゲイン狙いの投資家から、②値幅取りのモメンタム投資家へと物色の主体が入れ替わることが多々あります。②の連中は、含み資産などに注目しながら買い上がってゆく。
- たとえば、いま世界でいちばん利益を出している企業であるサウジ・アラムコなどは典型的な資産株です。なぜなら確認埋蔵量が多いから。
2021/10/29:第3四半期決算 EPS、売上高ともにOK
3QFY21
EPS予想 $2.21 vs $2.96⇒ ○ Surprise 33.9%
売上高予想 $40.4B vs $44.7B ⇒ Surprise 10.6%
売上高成長率前年同期比 +82.9%
2021/10/28:原油の在庫が増えた要因、それは…
暖冬です。暖冬は、甘く見るべきではない。あと精製処理の遅れは9月にルイジアナにハリケーンが2回来たから。
2021/05/11:エクソンよりちょっとリスクが大きいチャート
- シェブロンも一瞬だけ過去のレジスタンス(112.70ドル)にタッチして下がっている。
- エクソンモービルよりちょっとリスクが大きいチャート。
2021/05/06:経済再開でガソリンの消費が増える
- 石油関連株は、面白いと思う。
- 経済再開で人々が動き出している。
- 日本の場合は電車で移動するが、アメリカは車で移動する。
- 経済再開でガソリンの消費が増える。
- なので石油関連株は、注目される。
- 実際、エクソンモービルやシェブロンは、決算発表でキャッシュフローの数字がすごく増えていた。
石油銘柄株は中東でのニュース等により急落の可能性がありますでしょうか?
- それは常にある。一番ある可能性としては、シェルの増産です。アメリカでも。
- それで市況が悪くなったら株価が下がるでしょう。
2020/03/02:シェル業者が少し潰れた方が、原油価格にとってはいいんじゃない?
石油会社の将来をどう見てますか?本当にパリ協定を達成できるレベルまで頑張ると2040年には現在対比30%石油需要は減少するとの見積もりがIEAから出てます。
- そのとおりですよね。僕もそう思っています。
- 特に今日明日目先の問題点としては、原油価格がかなり下がったので、パーミヤンとかバーケンとかで操業しているシェル業者の資金繰りがちゃんとつくかというのが目先のビッグクエッションだと思っている。
- テキサス州のシェル業者は特に悪い話は今のところ聞いていない。しかし、ノースダコタ州バーケン油田で主に操業しているコンチネンタル、それからホワイティングペトロリアム(WLL)ね、結構ヤバイんじゃないのって言われているよね。そこら辺から順番におかしくなっていくんじゃないかな?
- むしろ、そういうシェル業者が少し潰れた方が、原油価格にとってはいいんじゃない?
- 原油価格が上がれば、エクソンとかシェブロンとかのオイルメジャーズの株価は少し戻ってくると思う。でも、今はオーバーキャパシティ。石油をくみ上げている業者が多すぎる。
- 自転車操業みたいに借金してはプロダクションにつっこみ、オイルを生産してその代金で借金を返す。生産高は高水準だけど、自転車操業で苦しい。非常に無益な戦いをやっている。
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