ベイカーヒューズについて
ベーカー・ヒューズは、同社は1987年4月に設立され、テキサス州ヒューストンに本社を置く。油田用製品、サービス、デジタルソリューションの提供を行っている。
なかでもデジタルソリューション(DS)部門は、シースリーエーアイ(c3ai. ティッカーシンボル:AI)の大株主であり、かつ事業と類似しているため、同銘柄をトレードする際はベイカーヒューズのデジタル売上高を見ておく必要がある。
もし、ベイカーヒューズのデジタル売上高にダウンサイドがあるのであれば、シースリーエーアイは売りと見て良い。
管理人
ベイカーヒューズのデジタル売上高とシースリーエーアイの決算は連動すると覚えておこう。
2022/01/20:第4四半期決算 EPSは×、売上高はOK、新規受注は良かった
Q4 FY21
EPS予想 $0.29 vs $0.25❌
売上高予想 $5.50B vs $5.52B ⭕️
YoY +0.4%
✅新規受注前年同期比+28%
✅デジタルソリューションズ受注
$605M YoY +15.6%
✅デジタルソリューションズ売上高
$558M YoY +9%
2021/10/22:第3四半期決算
$BKR
3Q F21
EPS est.$0.16 vs $0.1❌
売上高 est.$4.95B vs $5.1B ⭕️
YoY +5%
✅デジタルソリューションズ受注
$523M YoY +6%
✅デジタルソリューションズ売上高
$510M YoY +1%
管理人
シースリーエーアイの上昇はしばらく期待できないのかな…?
2021/05/01:ベイカーヒューズのデジタル売上高に注目する理由とは?
- しばらく前にベイカーヒューズという石油サービスの会社が決算発表しました。部門別売上高のところでデジタル売上高という項目があるが、今期は良い感じでアップしていた。
- ベイカーヒューズのデジタル売上高に注目する理由は、石油を掘るときにドリルビットを作っている会社で、その中にセンサーがたくさん組み込まれている。このセンサーからの情報でここに石油があるとかね、AIが応用されています。
- もともとベイカーヒューズというのはゼネラルエレクトリック(GE)の一部門だったが、そこからスピンオフされて独立した。
- ゼネラルエレクトリック自体が飛行機やガスタービンなどの工業製品を作っていて、その中でセンサーなどを駆使したAIソリューション、たとえば金属疲労でジェットエンジンのブレードが壊れそうだ、そろそろエンジンを交換した方がいいとかをAIが教えてくれている。
- そういうアプリケーションにGEがものすごく注力していた。その後、リストラクチュアリングがあって、回転機器のビジネスはベイカーヒューズに行った。
- ベイカーヒューズはたくさんAIをやっているし、それはデジタル売上高という形でブレイクダウンを得ることができる。
- そのそういう歴史的な経緯の関係上、ベイカーヒューズの決算の方が、c3.aiの決算発表よりもかなりタイミングが早いので、ベイカーヒューズの決算を見れば、c3.aiの決算がどうなるかはある程度予測がつく。
- 前回の決算は、ベイカーヒューズのデジタル売上高は期待外れだった。しかし、今回は期待以上に良かったので、たぶんc3.aiの決算はそれなりに良くなるんじゃないかと考えています。
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